ビルド失敗しないコツ【ビルド初心者向け】どんなデッキに何ゲージのどんなワイヤー?

デッキを見ても、どんなビルドがいいか分からない

RDAやRTAを触り始めた時期は、まさにこのクエスチョンマークが頭の上を飛び交っていました。

カンタル26Gの内径2.5mmで7巻?なんでその選択になるの?

これが不思議で不思議で、誰か教えてほしかったのを覚えています。

その時によくYouTubeやブログで見かけた言葉は、「経験を積めば分かる」というスーパー体育会系なアドバイスでした。笑

まぁ確かにそうなんですけど、もうちょっとこうできるだけ寄り道の少ない方法がないものかと思っていたので、一念発起して記事にまとめてみようと思ったわけでございます。

今日が「姫はじめ」ならぬ、「ビルドはじめ」だというVAPERの助けになれば幸いです。

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まずはビルドセットから

ビルドセットに関しては、高いものから安いものまでいろいろあります。

おそらくRBAに手を出し始めたということは、クリアロマイザーでVAPEの楽しさを知って、VAPEと長い付き合いになりそうだということですよね?

ということは、RBAに必須の道具であるビルドセットはいいものを持っておく必要があると思うのです。

アトマイザー(RBA)は新製品が次々と発売されます。

なので、気に入ったものを使い続ければいいですし、気に入らなかったら使わなければいいのです。

ですが、ビルドセットに関してはそういうわけにはいきません。

なので、きちんとしたものをひとつ持っておく方がいいと思っています。

初めてのコイルビルドを始めるときに、必要な機材があると思います。だけど、できるなら安く揃えて余ったお金をアトマイザーやMODに…と考えるのは私だけではないと思います。そんなコイルビルドデビューに必要なセットをコスパよく揃えるにはどうすればいいか考えてみました。
クリアロマイザーからRBAという次のステップへ踏み出すあなたへ。ぜひビルドツールはいいものを揃えてください。そのいいビルドセットと言えば、Coil Master(コイルマスター)のDIY Kit Miniです。安いものを使っていた私が言うのだから間違いありません!笑

前者が通用するのは、すでにいくつかビルドに使えそうな工具を持っている場合でしょうか。

もし持っていたとしても、VAPE用にビルドセットはひとつ持っておいた方がいいとは思います。

ビルド用語を覚えよう

RDA、RTA、RBA、MOD、リキッド、スピットバック…などなど、日常生活では聞きなれない横文字やアルファベットが並ぶVAPEですが、ビルドのこととなるとさらによく分からない表現が多発します。

そのビルド用語について、網羅的に一覧にしてみました。

これらの用語は他のVAPEブログやYouTubeでも使用されていますので、これらを知っておくと他のサイトも動画もより分かりやすくなると思います。

あいうえお順になっていますので、出てくる順序がおかしいかもしれませんが、知らない用語がある場合はチェックしておいてください。

イモネジ アトマイザーのコイルを固定するネジ
逆巻 コイルの右から見て時計回りに巻かれている巻き方
コイルジグ コイルを巻く基準となる金属の棒
コイルレッグ コイルの端にある巻かれていない部分
順巻 コイルの右から見て反時計回りに巻かれている巻き方
セラピン セラミックピンセットの略。電気を通さないので、安全にコイル形成ができる
ドライバーン 別名焼き入れ。実際に通電させて、コイル発熱に偏りがないか確認すること。また、コイルの形を整える際にも有効
内径 コイルの穴の大きさ。同じ巻き数なら内径を大きくすることで、抵抗値は上がっていく
ホットスポット コイルの発熱の偏りのこと。コイルをジグやセラピンで撫でてホットスポットをなくす必要がある
巻き数 ワイヤーをコイルジグに何回巻きつけたか。巻き数を増やすことで、抵抗値は上がっていく
焼き入れ ドライバーンと同義
ワイヤーゲージ コイルの元となるワイヤーの太さ。太くなる(ゲージ番号が小さくなる)につれて、抵抗値は下がっていく

用語に関してはこれだけ分かっていれば大丈夫かと。

ただ、最も大切な抵抗値に関する部分は太字にしておきましたので、その部分は必ず押さえておいてほしいと思います。

コイルビルドの醍醐味は自分で抵抗値を管理することができるということです。

なので、その抵抗値の調整方法は内径、巻き数、ワイヤーゲージです

逆を返せば、それ以外では調整ができませんので、どうすれば抵抗値が上がって、どうすれば抵抗値が下がるのかは知っておく必要があります。

各ワイヤーの特性を知ろう

今、VAPEのビルドで使用されているワイヤーは、カンタル(Kanthal)、ステンレス(SS316Lなど)、ニッケル(Ni200)、チタン(Ti)、そして最近よく聞くNi80(別名:ニクロム[Nichrome]線)の合計5種類です。

どのワイヤーを使用しても構いませんが、温度管理をするならニッケル、チタン、ステンレスの三種類になります。

ただ、ニッケルやチタンに関しては、ドライバーンすることで有毒物質が発生するという報告もあります。

そういう理由から、慣れないうちは避けておくのがベターかと思います。

ここでは、カンタル、ステンレス、Ni80について、その特徴をご紹介します。

カンタル線(Kanthal)

コイルビルドの基本となるカンタルワイヤーです。

VAPEだけでなく、ハロゲンヒーターや電気コンロ(?)にも使用されているらしいです。

長さあたりの抵抗値は、SSやNi80と比べて高め。

なので、小さい内径+少ない巻き数でも、ある程度の抵抗値を稼ぐことができます。

一長一短ですが、ワイヤーが他のものに比べて固いのでコットンを通すときにコイルが崩れにくいという特徴があります。

デッキスペースが限られていて、小さいコイルしか置けないけど高抵抗なコイルが欲しい場面ではカンタルが最有力候補です。

ステンレス(別名:SS)

Stainless Steelの頭文字を取ってSSと表記されることが多いステンレスワイヤー。

金属の配合によって、SS304だったりSS316Lなどどいうものがありますが、温度管理をしないのであれば神経質になる必要はありません。

特徴としては、長さあたりの抵抗値が低いこと。

言い方を変えるなら、通電性がいいということでもあります。

なので、思っている以上に抵抗値が上がらないということがありますので、低抵抗になってしまわないよう注意が必要です。

それに、通電前と後で抵抗値が若干変動しますので、それも抵抗値計算がしにくくなる要因の一つとしてあげられます。

温度管理にも対応しているワイヤーですし、立ち上がりも早いので、ビルドに慣れたら手を出したいワイヤーかなという印象。

デッキがとても大きくて、それに合わせた大きいコイルを低抵抗で作りたいときは、SSワイヤーの出番です。

Ni80(別名:ニクロム線)

2017年後半から彗星のごとく現れたNi80(ニクロム)

詳しいことは知りませんが、ニッケルを他の金属と混ぜたワイヤーです。

私は最近もっぱらNi80を使ってビルドしています。

なぜかというと、カンタルのいいところとSSのいいところだけをとってきたようなワイヤーだからです。

抵抗値に関してはカンタル寄りで、少ない巻き数でも十分な抵抗値を稼ぐことができます。

同じ巻き数で抵抗値を測定したら、【SS<<<<<Ni80<<カンタル】という感じでしょうか。

狙った抵抗値で、カンタルだとコイルが小さくなりすぎて、SSだとコイルが大きくなりすぎる。

そんな時はNi80が最も輝きます。

実際にコイルを巻いてみよう

コイルの巻き方までこの記事で紹介していると、ものすごい長い記事になってしまいます。

なので、これは別の記事でまとめたものがありますので、そちらを参考にしてみてください。

キレイなビルド、目指してみませんか? ビルドの見た目もキレイに見せるマイクロコイルビルドのコツをご紹介します!

ぶっちゃけて申しますと、コイルジグでのコイルの作り方に関してだけを考えると貴族の動画の方が分かりやすいのではないかと。笑

ジグを使ってコイルを作ったら、あとはデッキにセットしてイモネジを締めるだけです。

ただ、問題はタイトルにもあるように、どのデッキにどのコイルを使えばいいのかということですよね?

デッキを見て、ビルドを考える

それではいくつかデッキの写真をご紹介しますので、そのデッキを見ながら考えてみましょう。

ビルドを見る観点として、以下の3点で考えてみます。

コイルの長さ 長すぎ・ピッタリ・短すぎ
コイルの内径 大きすぎ・ピッタリ・小さすぎ
抵抗値 高すぎ・ピッタリ・低すぎ

1. MAGE RDA

内径3mm、カンタル26Gの9巻でビルドしたMAGE RDAを見て、どう思われますか?(Mage RDAのレビューはこちら

個人的には…

コイルの長さ 長すぎ・ピッタリ・短すぎ
コイルの内径 大きすぎ・ピッタリ・小さすぎ
抵抗値 高すぎ・ピッタリ・低すぎ

コイルのサイズとしては、ちょうどいいと思います。

ただ、これはMEGE RDAにしては高抵抗すぎる抵抗値だと思います。

というのも、エアのドローから明らかに低抵抗で爆煙仕様にしてナンボなRDAだからです。

なので、同じ3mm軸の9巻なら、Ni80で巻いてやった方がMAGE RDAの良さを活かした使い方ができているのかなぁと感じます。

2. Wasp Nano RDA

最強のコスパRDAの呼び名高いWasp Nano RDAは、カンタルワイヤー26Gで7巻のパラレルコイルというワイヤーを2本並列で巻いたコイルでビルドしました。(Wasp Nano RDAレビュー

 

コイルの長さ 長すぎ・ピッタリ・短すぎ
コイルの内径 大きすぎ・ピッタリ・小さすぎ
抵抗値 高すぎ・ピッタリ・低すぎ

個人的にこのWaspのビルドは正解だったように感じています。

というのも、抵抗値0.5Ω周辺が味もミストもちょうどいいと感じているからです。

人によっては0.5Ωが高いと感じたり低いと感じるかもしれませんので、それに合わせて正解が変わってきます。

それがビルドの正解がないと言われる所以ですね。

3. Troll RTA

この時のビルドでは内径3mmのカンタル24Gで9巻のマイクロコイルを作りました。(Troll RTAのレビューはこちら

コイルの長さ 長すぎ・ピッタリ~短すぎ
コイルの内径 大きすぎ・ピッタリ・小さすぎ
抵抗値 高すぎ・ピッタリ・低すぎ

今になって思うと、このビルドはイマイチかなと思ってしまいます。

エアホールの長さに対して、コイルの長さが少し足りない印象を受けます。

また、内径もちょっと大きすぎるような気がしなくもないです。

抵抗値はピッタリですが、24Gで9巻も巻いてしまうと立ち上がりが非常に遅くなってしまいます。(実際、ちょっとコイルに熱が入るまで時間がかかりました)

なので、この場合はコイルゲージを下げてパラレルコイルにするか、立ち上がりの早いNi80かSSに変更する必要があるかなと感じます。

4. VGOD Elite RDA

大体雰囲気は分かってきましたでしょうか?

最後にVGOD Elite RDAのビルドはどう感じますでしょうか。

26GのNi80で内径3mmの9巻です。

(レビューはこちら

コイルの長さ 長すぎ・ピッタリ・短すぎ
コイルの内径 大きすぎ・ピッタリ・小さすぎ
抵抗値 高すぎ・ピッタリ・低すぎ

これも個人的にはバッチリハマったビルドです。

メカニカルでの運用なので、0.5Ωは切りたくありませんでした。

また、メカニカルでの運用(出力調整不可)なので、立ち上がりのことを考えると太いワイヤーも使用したくはありませんでした。

その両方を兼ね備えたバッチリのビルドだと思います。(自分で褒めていくパターン)

もしテクニカルで爆煙にしようと思うなら、大きめクラプトンとかでもいいかもしれませんね。

まとめ

これが正解に近づくためのビルドの基本だと思います。

VAPERによって、このビルド方法では満足いかない場合があるかもしれません。

アトマによっては、この法則とは全く違ったビルドで正解になるアトマもあるかもしれません。

基本の抵抗値を0.4Ωにするのか0.8Ωにするのかによって、ワイヤーの種類を変えるのか、ワイヤーゲージを変えるのか、内径を変えるのか、はたまた、巻き数を変えるのか。

ひとつを変更することによって色々な楽しみ方ができるのが、コイルビルドの難しいところでもあり、奥の深いところでもあります。

それぞれのVAPERが、お気に入りのベストな設定を探せるようになりますように!

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