Bi-Soが新作リキッドをリリース
日本のリキッドメーカーの有名度では一二を争うメーカー、Bi-Soから新しくリリースされたリキッドのレビューです。
個人的に全然知らなかったのですが、「nao ik」というVAPERモデルの方がプロデュースしたのだとか。
最近こういうの多くなってきましたが、誰がプロデュースしようが個人的にはどうでもよかったりします。
大事なのはリキッドとして安全性が信頼できるかということと、そもそもリキッドとして美味いかどうかです。(もちろん、価格も)
Bi-Soさんということで安全性はい問題ないとして、リキッドとしての完成度も気になります。
さて、しっかり美味しいかどうか吸っていきたいと思います。
リキッドスペック
VG/PG | 70/30 |
メンソール/清涼剤(無0 ←-→5強) | 0 |
価格/容量 | 2106円/30ml |
メーカー説明 | タバコ&紅茶味 |
おっと、味の説明が信じられないほどにシンプルです。
タバコと紅茶の味。
リキッドのタイトルにはシガーと言う表記がありましたが、タバコでいいのでしょうかね?
価格はやはり国産というだけあって若干お高めな印象。
ですが、それは国産という安全性と品質を買うということで納得するしかありません。
それでは、実食!
香り&味チェック
まずは香りのチェックから。
タバコの香りというのが分かるかもしれませんが、タバコよりも芳醇な香りがします。
芳醇という言葉で逃げてしまいましたが、もっと香木のような香りに近い印象です。
タバコの香りというよりも、リキッド名にあるようにシガーのような葉巻を連想させます。
お味の方は、まず最初に感じるのはハーブティーのような紅茶チックなお味。
そして、ワンテンポ遅れて襲い掛かってくるようにウッド調の香りがこみあげてきます。
なかなかに大人な雰囲気を醸し出してくれるお味です。
テイスティング環境
コイル | シングル |
コイルの種類 | Ni80単線 |
抵抗値 | 0.5Ω |
ワット数 | 25W |
VAPER側(Ko)の感想
不思議な風味ですが、とても癖になるリキッドです。
前述のとおり、これは煙草ではなくシガー(葉巻)です。
濃厚な煙感こそありませんが、シガー独特のウッディーな香りが口内を満たしてくれます。
なんとなくチョコレートをツマミにウィスキーを飲みたくなります。(飲めませんが)
全力でシガーが主張しているかというとそうでもなく、ストレートな紅茶の渋みや風味がふんわりと全体を優しく包み込んでくれています。
とはいっても、メインはやはりシガー。
モデルの方がプロデュースしたので、もっと女子女子したリキッドかと思っていましたが、ダンディーな男性が好んで吸いそうな印象を持ちました。
ガンクの付きやすさ
これで5mlは吸っているかなという状態。
ほんわかとガンクのようなものが付着し始めています。
30ml吸いきるまでにガンクがどこまで付くかにもよりますが、まぁクリアロでも大丈夫なレベルだと思います。
Non VAPER側(嫁)の感想
『これは結構特殊な匂いかも』
「ほう(スンスン)」
「…うん?…苦い?」
『なるほど、汁的にはそれで正しい方向である』
「嗅いだことあるような気がするけど、苦い。」
『紅茶とシガー、葉巻ってさ』
「葉巻なんて匂ったことないし、分からないよ」
なんと、しっかりと「苦い香り」という評価をいただきました。
今まではナッツ系と言われたタバコ系のもので、唯一しっかりと苦い評価を得られた唯一のものです。
こんな人、場面にオススメ!
タバコ系をいくつか吸ってみたけど、なんとなく違うな~と感じていたVAPERに試してほしいリキッドです。
タバコ系とシガー系で多少の味の違いはあるかもしれませんが、シガーとしてはかなり再現度は高い部類に入ると思います。
それに、タバコ系独特の変な甘みや苦みがなく、芳醇なシガーの香りが満足度を高めてくれます。
風味がかなり大人な仕上がりになっているので、大人の階段を上っている気にさえなります。
個人的にはタバコ系よりも好みなリキッドという位置づけです。