Ambitionz Vaperとのコラボ…らしい
海外のVAPE YouTuberの動画って、どれぐらいチェックされていますか?
日本でも海外YouTuberの名前が広まった大きな理由のひとつに、コラボレーション商品があります。
Ambitionz Vaperというのは海外YouTuberのひとりで、色々なメーカーとコラボしまくっている方。
でも、この人のコラボレーション商品って、オリジナリティーが全然感じられないんですよね。
この人がコラボしたものと言えば、最初に思い浮かぶのがAequitas RDAですが、DROP RDAとDead Rabbit RDAの抱き合わせですし、最近のもので言えばArcless MechはMage Mech V2に劇似です。
今回のCold Steel 100も、見た目はこのMODに激似です。
それに、我々の知らないCold Steel 100の開発秘話をJai hazeさんがお話ししてくれていました。
気になる人は下の動画の冒頭部分を見てみるといいと思います。(もちろん英語なので、詳しく知りたい方はこっそり聞いてくれたら教えちゃいます。)
さて、いろいろと思うところを書かせてもらいましたが、Cold Steel 100そのものに対しては非常に満足して使えています。
色々なサイズのバッテリーが使用できますし、手に持った感じも非常にしっくりと手に収まります。
機能面も充実しており、最近では珍しいVV(ボルテージ調整)があります。
製造秘話は色々あるようですが、それ以外は非常に素晴らしいテクニカルチューブMOD、Cold Steel 100のご紹介です。
Cold Steel 100スペック&付属品
W数(min-MAX) | 5-120W |
使用バッテリー/本数 | 18650, 20700, 21700/1本 |
USB充電 | 可 |
温度管理 | SS, Ni, Ti 対応 |
ファームウェアアップデート | 可(公式Ehpro) |
ファームウェアアップデートに対応はしているようですが、バージョンの名前にFlavor Kitchenの名前が…。
それはそうとして、どのようにアップデートを行えばいいのかよく分かりませんでしたので、現在Ehproに問合わせ中です。
返信待ちの状態ですので、返事が来れば追記したいと思います。
返事がきましたので、こちらの記事にてまとめてみました。
- バッテリー注意喚起
- マニュアル
- ワランティーカード
- オーセンティフィケーションカード(本物証明書)
- Cold Steel 100本体
- 18650用アダプター
- 充電用ケーブル
- 持ち運び用ケース
Cold Steel 100のMODだけの販売となっていますので、実際にMODとして使用するのに十分な付属品が入っています。
説明書は日本語での説明がありますので、初めての方でも安心して使用することができます。
付属のバッテリーアダプターの使い方も画像付きで掲載してくれていますので、18650バッテリーしか使用したことのない人も安心です。
- 全体像
- バックル部分
- すっぽり収まる
付属してくる持ち運び用カバーですが、コンパクトで日常使いできそうな仕上がりです。
多少Ehproのロゴが邪魔ですが、そこまで恥ずかしいようなロゴではありません。
アトマイザーがついている状態でもマジックテープで固定はできるのですが、少しでも背の高いアトマイザーを使用しているとマジックテープの長さが足りません。
欲を言えば、MODにはアトマを装着した状態っで収納しますのでもう少しだけ上に遊びを持たせてほしかった。
実際に手に持ってみると最近のMODとしては重く感じますが、この重量感がいい感じに所有欲を満たしてくれます。
チップが入っているであろう部分は多少飛び出てきていますが、邪魔になるほどではありません。
何ならどこかのハイエンドMODに似ているような似ていないような……、おっと誰か来たようだ。
後ろから見てみると、操作部分が隠れて見た目的にはメカチューブのような印象を受けます。
それこそサイドファイアのメカチューブみたいです。
また、筒の真ん中にかけて若干カーブがかかっていますので、その点も持ちやすさに一役買っているような気がします。
上から見た感じで、一番気になるのがAmbitionz Vaperのロゴ。
どうして小さくていいのなら、こんな変に目立つようなところにロゴを置いてしまうのでしょう。
ここにロゴがあることによって、私のAmbitionz Vaper嫌いな部分がヒョッコリと顔を覗かせてしまいます。
これはおそらく掘り込みではなくペイントですので、色々やってみれば剥がすことができるような気がします。
底にはきっちりとベントホールが開いています。
元はメカチューブなのですから、当然といえば当然。
底にベントホールがあるなら、プラス極が下になっている方が安心だったかなとは思いますが、ベントホールが開いていないよりマシでしょう。
バッテリーの取り付け/取り外し
バッテリーの方向は中を覗くとキッチリと印字されていますし、さきほどの説明書にも日本語と図で示されています。
これで間違ったら、間違った人の責任と言ってもいいでしょう。
バッテリーの方向に注意して挿入します。
VAPE用バッテリーはプラスとマイナスが分かりにくいですが、バッテリーシュリンクに印字されているものがあったりしますので参考に。
なんとバッテリーを入れても勝手に電源が入ってしまうということはありません。
私なんかは持ち出し時に電池を挿入するのですが、挿入した瞬間に使うということが少ないです。
電池を入れただけで電源が入ってしまうMODが多い中で、これは結構嬉しい安全設定です。(中には電池を入れたらすぐに使いたいという人もいますから、この辺は好き嫌いが分かれそうです。)
Cold Steel 100基本操作&特徴
電源On/Off | 高速5回クリック |
モード切替 | 高速3回クリック |
下限は5Wなのはいいとして、Cold Steel 100なのに上限は120Wなのかは不明なままです。
ただ、正直シングルバッテリーで出力する(デュアルでもそうですが…)出力は100Wもいらないのではないでしょうか。
車や原付と一緒で、『180km/hのスピードが出せる』ということと、『実際に180km/hを出す』ということとは天と地ほどの違いがあります。
個人的には80Wもあれば十分ですが、「120Wまで出力することができますよ」という点では、運用に幅が出てきます。
【VW MODE】
小数点以下のワッテージにこだわりのあるVAPERがどれだけいるかは不明ですが、30W以下は0.1W刻みで微調整可能です。
30Wを超えてくると、今度は0.5W刻みで調整可能となります。
さすがに100W以上の3桁ワッテージになると小数点以下は消え去ります。
先ほども述べましたが、ここまでの出力を必要とするセッテイングは、シングルバッテリー、特に18650のシングルで運用している場合は考え直したほうがいいでしょう。
コイルセッティングは人それぞれですが、バッテリーの上限A数と相談しながらのセッティングをご利用遊ばせ。
【VV MODE】ボルテージ出力調整
世の中にあるMODの多くがVW機となっており、VV(ボルテージ調整)機がなくなってきています。
私もVAPEを始めた頃、玄人っぽいレビューの人が「やっぱりVVは楽!」みたいなことを読んで、?マークがたくさん出たのを覚えています。
そしてVAPEを嗜むようになって数年が経過した今、VVの良さに気づきました。
「は?ボルテージ?何それ意味分かんない」
という今時の女子高生みたい感想を抱くあなた、その気持ちすごく分かります。
ワッテージ調整の元になっているのが実はボルテージだったりします。
以下の記事を参考にしてもらえれば、ワッテージVAPERもボルテージVAPERもみんな幸せになれると思います。
【Curve MODE】珍しい倍率設定
言葉で説明するのが面倒なので難しいので、ベプログさんがちょうどカーブモードの説明をしてくれています。
このCold Steel 100のカーブモードは、ワッテージではなく倍率設定。
つまり、元となるワッテージを変更すれば自動的にカーブのかかり方も調整してくれるということです。
例えば、30Wを基本のワッテージとして、最初の1秒だけ45W(Cold Steel 100なら出力150%)のカーブをかけているとします。
アトマイザーを付け替えて、基本のワッテージを45Wにしたとします。
他のMODのカーブモードですと、設定を引き継ぎますので前回と同じ最初の1秒が45W、その後は30Wに出力が戻ってしまいます。
Cold Steel 100のカーブモードだと45Wを基準としているので、最初の1秒は67.5W(45Wの150%)となり、その後45Wに戻る設定となります。
数こそ違えど、出力変更幅は同じになりますので、カーブモード愛用者に重宝される機能かなと思います。
コンタクト部分
22mm: Wasp nano
上から見ると、マウントした状態でも銀色の部分が見えてしまっています。
最近は少なくなってきている22mmアトマは不細工に見えてしまう可能性があります。
色見は合っていていい感じなのですが、上からの見た目にだけ気になる人は気になるかも。
24mm: VGOD Elite RDA
24mmアトマだと、ギリギリ下の銀色の部分が見え隠れしています。
遠目で見ると大したことはありませんが、この辺りの気になり方は人それぞれ。
横から見ると、またこれもおさまりがいいです。
Elite RDAはちょっとマット加工がされているので、色の違いが出ているように見えます。
黒で光沢のあるRDAの方が統一感が出ていいのかもしれません。
25mm: Warrior RDA
ということで、本命の25mm RDAはWotofoのWarrior RDAを乗せてみました。
直径的には25mmアトマが美しくマウントするように設計されているようです。
僅かながらに余裕が確認できますので、直径26mmのアトマイザーがせり出しなくマウントさせられる上限かなと思います。
いや~、このセッティングはアリ寄りのアリですね。
Warrior RDAの純正ドリチのギザギザ感が印象をガラッと変えてくれます。
直径は大きくても高さが抑えられているWarrior RDAはかなりベストマッチするRDAと言えるのではないでしょうか。
Cold Steel 100を選ぶ理由
多彩なMODEで長く使える
- VW Mode
- Temp Mode
- Curve Mode
- Bypass Mode
- VV Mode
ご覧ください、この多彩なモード選択。
2019年現在で使用されているであろう全てのモードが選択できます。
この中で私が実際に使うのがVW、VV、Bypassの3種類に限定されそうですが、それでも世の中のニーズ全てに対応できる器用なMODです。
18650から21700まで、幅広い電池の選択が可能
最近は21700バッテリーが幅を利かせてきています。
私も初めは21700を嫌厭していた口なのですが、実際に使ってみると18650シングルと18650デュアルのちょうど間くらいの運用ができます。
18650シングルMODはコンパクトで取り回しが楽なのですが、バッテリー容量に若干の不安を覚えます。
かといって、デュアルを持ち運ぶほどでもないというときには、21700バッテリーは非常にちょうどいいサイズ感があります。
それでも今の日本でのメインのバッテリーは18650と言えるでしょう。
どんなバッテリーでも使えちゃう、非常に便利なテクニカルMODです。
別売りのスコンカーキットでテクスコに!?
見た目がチューブのようだというお話はさせていただきましたが、チューブ型で手になじむというメリット以外にもうひとつメリットがあります。
それは、別売りのスコンカー化キットを使用しやすいということです。
これはどんなMODでも装着すればスコンカーのような運用ができてしまうという優れもの。
Box MODですと、スコンカーキットが使えたり使えなかったりということがありますので、チューブ型はその点でも幅広く使うことができます。
…ちょっと待てよ。
出力調整幅は十分にあり、別売りキットを使用すればスコンカーのように使え、さらにBypass ModeやVV ModeでメカMODライクに運用ができて…。
いやいや、最高の1台やないですかい!