MODと言えばPico。Picoと言えばMelo。
私がVAPEを初めたころに、ものすごく騒がれていたMODと言えば、Picoでした。
今でも初代Picoを愛用している人も多くいるようですので、どれだけ性能のいいMODなのかうかがい知ることができます。
その後も、後継機となるPicoがたくさん世に輩出されました。
それと同時に、よく聞いていた名前が今回レビューさせてもらうMelo 4。
メロメロメロメロと、Pico機が新しくなるたびに聞いていた名前です。
世界で最も使用されたMODと一緒に進化してきた、Melo 4をレビューしていきたいと思います。
付属品
- Melo 4本体
- 交換用コイル(0.5Ω)
- 取扱説明書
- 交換用Oリング×2
- よく分からない黒いシート
特に迷うようなものは入って…ますね。
この黒い謎のシートは一体なんなのでしょう。
磁石に反応するわけでもなく、グリップが特別よくなるわけでもなく…。
こればっかりは何を意図しているのか全く分かりません。
一応スルスルとここまで分解できました。
ドリップチップは510規格のようです。
やっぱり22mmアトマには、510がピッタリシックリきますね。
では、さっそく細かく見ていきましょう。
エアフロー
特筆することもない一般的なエアフローです。
目立った機能もなければ、目立った問題点もありません。
全閉にするとMTLできるぐらいまでは絞れます。
タンク構造
リキッドチャージは、このトップキャップの△を探してください。
「こっち向きに開きまっせ~」というサインです。
△の方向にトップを押してやると…
リキッドチャージホールがこんにちはします。
このトップキャップを外さなくてもリキッドチャージできる方法は本当に便利です。
最初は「同じトップフィルでしょ。変わんない変わんない。」と思っていましたが、皆さんトップフィルの際はトップキャップどうしています?
左手にはMOD(タンク)、右手にはリキッド。
となると、トップキャップをどこかに置かなければなりません。
どうしても置く場所がない場合や、机の上に置けない(置きたくない)場合は、私は口に咥えて甘噛みした状態でリキチャしています。
このチャージ方式なら、トップキャップを外す必要がないのでトップキャップの置き場に困ることはありません。
また、リキチャ後もトップキャップをねじ込まなくていいので、漏れの心配も軽減されます。
この楽さは一度体験した人なら必ず分かってもらえると信じています。
そして、ガラスタンクの分厚さが異常に分厚いです。
おそらくこれはキリッド容量を”減らす”ためにそうなっているのだと思います。
そうです、減らすためです。
細かなことは知りませんが、ヨーロッパの法律でVAPEのタンク容量の上限が2mlと定まっているのだそう。
でも、リキッドボトルは持ち運んでもいいということになっているらしいです。
「その法律に何の意味があるのか」という点はさておき、そういうことなんですって。
だから、各社こぞってスコンカーを作成しているようです。
スコンカーのボトルはMODの一部なので、タンク容量に含まないのだとかなんだとか。
いよいよタンクの2ml制限の意味が分からなくなってきます。
コイル
これが本体に最初から付属していたコイルです。
なんとアトマイザーの小さな見た目からは想像できない0.3Ω。
結構な低抵抗です。
Picoとかに付属しているクリアロだから、もっと大人しい抵抗値かと思っていました。
中はパラレルコイルが組まれています。
パラレルということは、実質的にはデュアルコイル並みのミストが発生するということ。
そんなデュアルコイル分のミストがこの内径を通って入ってくるとなると、結構濃厚なミストになりそうな予感。
もう一つ付属してくるコイルは0.5Ω。
なんなら個人的にはこっちの方が好みかもしれません。
ただちょっと怖いのが、0.5Ωのコイルの上限値が100W…。
もし100Wかけた場合の電圧は、7V超え。
…ダメ、絶対ダメ。
ワッテージばかりに目が行ってしまいますが、VやAの値も気にしながらVAPEするようにしましょう。
コイルは他のものと同様にしっかりと奥までねじ込みましょう。
交換用コイルが必要になれば、大抵のショップには置いていると思います。
なんたって、世界のPicoと一緒に販売されているクリアロなのですから。
もし近くにショップがなくても、楽天やアマゾンでも簡単に手に入ります。
最安は送料無料のベプログさんでした。(5個セットで1,600円)
実際に使ってみて
直径が22mmで、パッケージもパステルカラーの可愛らしい見た目。
ですが、搭載しているコイルは0.3Ωと見た目とのギャップに驚きます。
大人しくて清楚なお姉さんだと思っていた人にワンポイントタトゥー入ってるじゃん、みたいな意外な驚き。
クリアロの性能は見た目ではなく、多くの場合コイルに依存します。
Melo 4は0.3Ωのコイルの持ち主、つまりある程度の爆煙機だという印象を持ちました。
パラレルの0.3Ωということで結構な量のミストを発生させるのですが、コイルの内径が意外と狭く作られています。
そのおかげもあってか、かなり濃厚なミストを運んできてくれます。
味に関しては申し分ありません。
ただし、コイルの熱量が高いので、アトマイザー自体にもその熱が伝わってきてしまいます。
どこが熱いって、トップの部分が非常に熱くなります。(△が印字されている部分)
不意に唇が触れた時にビックリするぐらいの温度になってしまいます。
やはり0.3Ωは結構な熱量を出してくるということです。
何かしらこの部分に熱が伝わらないような工夫がされているとよかったかなと思います。
全体的な感想としては、スターターキットに付属しているクリアロマイザーとしては平均的な出来。
わざわざこれを単体で購入してまで…という感は否めません。
コメント
もうご存知だとは思いますが、Eleaf製品は茶色の磁力シートが付いていて、シリアルナンバーを隠している葉っぱのとこに当てると葉っぱの色が黒から緑っぽく変わります。
オーセンティックを確認するための一番簡単な方法ですよ。
こーりんさん
コメントありがとうございます。
何とまぁテクノロジーはそんなところまで!?もう外箱も何もかも捨ててしまいましたが、次回Eleaf製品を触ることがあればやってみたいと思います(^^)