2022年のザ・全部入り【Eleaf/Aspire】ピコラス2022レビュー

あの激売れMODの新型と汎用性抜群のクリアロのセット

色々なタイミングで色々なメーカーから「スターターキット」という名の初心者向けキットがリリースされています。

それらのどれもが各メーカーの『オススメ』とされるものなので、どれもハズレではないのですが、どれもメーカー縛りがあるというのがネックではあります。

その痒いところに手が届くのが小売店が独自に販売しているスターターキット。

その小売店の大手中の大手であるベプログショップが満を持してリリースしたPicoの新作と味が出ると評判のクリアロのセットをレビューします。

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ピコラス2022スターター付属品

『MOD(VAPE本体)』『クリアロ(アトマイザー)』『リキッド』『アクセサリー』の全てがこのキットに付属しています。

付属しているだけでなく、VAPEの醍醐味でもあるリキッドは選択することができるという嬉しいオプションは残してくれています。

Ice Blitezだけは吸ったことがありませんが、その他の2種類はレビューをさせてもらいました。

ですが、どれもお墨付きのリキッドだと思いますので、直感で選んでもらえればいいと思います。

マレーシア系リキッドの完成度の高さをまざまざと見せつけてくれたPirates Tobbaco Vanilla(パイレーツタバコバニラ)。カラメルのような甘さが癖になるタバコ系リキッド…というかデザート系リキッド。
コスパモンスターのMonstavapeと日本最大級ショップのベプログが1年の構想を経てようやくリリースしたカシオレリキッドをレビュー。安くて美味くて、死角なし。

アトマイザー:Nautilus 3(Aspire)

付属品

  • Nautilus 3 22mm
  • Nautilus メッシュコイル 1.0Ω
  • Nautilus メッシュコイル 0.3Ω
  • 予備ドリップチップ
  • 予備ガラスチューブ
  • Oリングパック
  • ユーザーマニュアル

クリアロの一般的な同封物ですね。

というか、最近はPOD製品が主流になってきているので、久しぶりにクリアロと言うものを手にするような気がします。

それはさておき、22mmのアトマイザーそのものが非常に久しぶり。

直径が2mm変わったからとて大きな違いはないのですが、Picoという小さなMODに乗せられるのは23mmまでのアトマイザーという制限があります。

エアフロー

付属のコイルが0.3Ωと1.0Ωということで、DL~MTLまで対応しているエアフローになっています。

最大のエアフローにしてもそれなりに抵抗感を感じるドローなので、モックモクの爆煙というわけにはいかなそうです。

クラウドチェイサーのような爆煙を楽しむようなクリアロではなく、MTLでチビチビ~DLでそれなりにミストを吐きながら、味をメインに楽しむ系のクリアロになりそうです。

タンク構造

タンクをクルクル回していくと、コイルの交換部分だけが外れる仕組みになっています。

コイルの交換は後程記述するとして、まずはタンク部分を分解していきます。

タンク部分をさらに回転させていくと、トップキャップの部分が外れます。

このままガラスを引き抜こうかなとも思いましたが、さっそくパキッとなってしまいそうでした。

早速ガラスが割れるともったいないので、もう一度ベースに取り付けて、ガラス部分を回転させるように分解してガラスを分解しました。

クリアロもRTAもそうですが、最初のガラス部分の分解は慎重すぎるぐらい慎重にやった方がいいと思います。

タンク内構造でちょっと感動したのが、リキッドフローコントロールの機構。

どっかでなんか似たような機構があったなぁと思いましたが、Pesso Tank(Eleaf)にも同じような機構が採用されていました。

見えやすい様にガラスタンクは外していますが、ガラスタンク付きの場合は、中にリキッドを保持したままコイル交換が可能になります。

リキッドチャージ方法

リキッドチャージはトップキャップをズラすことでリキチャホールを開放できます。

分解しずらいという難点はありますが、実際にリキチャをする際にトップキャップを取り外さなくてもいいので、一番実用的な構造だと思っています。

コイル

コイルの脱着ですが、コイル側に溝が切ってあるのでねじ込み式かな?と思いきや、ベース側にはネジ山がありません。

コイルをタンク側に置いておいて、ベースをタンク側に装着するという感覚でいるといいと思います。

MOD:Pico 2022 ver

スペック&付属品

W数(min-MAX)1-75W
使用バッテリー/本数18650/1本
USB充電可能
温度管理SS, Ni, Ti 対応
ファームウェアアップデートEleaf Officiail

界隈では歴代最も売れたMODとして有名なiStick Pikoの2022年バージョンです。

スライドショーには JavaScript が必要です。

Pico自体が売れすぎて、色々なバージョンが出ていますが、これぞ元祖Picoの体躯です。

唯一の変更点と言えば、Type-Cケーブルに対応ということでしょうか。

「変わってないからダメ」ということではなく、Picoの場合は「変わってなくて安心」っていう言葉がピッタリ。

バッテリーの取り付け/取り外し

バッテリーは18650をひとつ使用します。

最近はPOD(内臓バッテリー)が多いということに加え、MODも21700を使うものが増えてきていました。

21700でもよかったのかもしれませんが、小さいMODはやっぱり18650がしっくりきます。

プラスとマイナスはMODを見れば一目瞭然なので、細かな説明は必要ないと思います。

基本操作&特徴

利用方法はもうネット上に山ほどありますので、主要な操作方法は割愛させていただきます。

時間が許す方はYoutubeでもググってみるといいと思います。

たくさん動画や記事があって探すのが大変という方は、この動画を見ておけば大体は大丈夫だと思います。

スクリーン上下反転方法

ちょっと気になるのが、底にある出力調整のボタンとスクリーンの関係。

ほら、スクリーンに合わせてみると、プラスマイナスが逆の位置関係になってしまうんですよね。

下方にあたる+を押すと出力があがり、上方にあたる-を押すと出力が下がるという操作性の悪さをどうにか解消できないものかと、色々な人の記事を読み漁ってきました。(←他力本願)

スクリーンが映っていますが、これは電源OFFの状態です。

電源がOFFの状態でプラスとマイナスのボタンを同時長押しでスクリーンを反転させることができます。

これでスクリーンの上下とプラスマイナスの上下が揃いますので、操作性が爆上げになると思います。

コンタクト部分

Picoと言えば22mmアトマ、22mmアトマと言えばPicoみたいなところがありますので、22mmはしっくりきますね。

2022年verということで24mmも乗るかなと思ってやってみたのですが、やっぱり無理みたいですね。

24mmが乗らないということは、現在主流になっている24mmアトマが使えないというのは汎用性に欠けてしまう部分ではあります。

それがPicoの良さでもあり、悪さでもあります。

実際に使ってみて

約1万円で、世界で一番売れたMOD、味が出ることが約束されているアトマイザー(クリアロ)、どれを選んでも間違いがないリキッド、その他VAPEを始めるのに必要な付属品が全て付属してくるというのは、色々と考える手間も省けていいかもしれません。

近くにVAPEショップがあったり、VAPEに詳しい人が近くにいるのであればもっとコスパのいい組み合わせや、あなたの好みにより合ったMODやアトマイザーをオススメしてもらえるかもしれませんが、環境に恵まれていない人にとっては、何をどう揃えればいいか分からないと思います。

MODも汎用性が低いとは言いましたが、今私の手元には20を超えるMODがあります。

私も最初はMODなんて一つでいいやと思っていましたが、なぜか増えていってしまうという不思議な体験をしています。(それをVAPE沼と呼びます)

PODから一歩踏み出してVAPEを始めてみたいけど何から揃えればいいか分からないという方には、まさに救いの一歩となるスターターキットだと思います。

買うならここで!

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