Favostixがシンプルになって再登場
『再登場』というのが一番しっくりきました。
PODを使い始めた当初はボタンがあってほしいなと感じていましたが、今となってはもうボタンも不要、出力調整も不要、究極的にはエアフローコントロールも不要だと感じるようになってきてしまいました。
Favostixが出てきたときには、出力調整があって素晴らしいと感じていましたが、人の好みとは変わっていくものですね。
Favostixという名前を受け継ぐからには味の出方なんかはもう折り紙付きでしょうが、新しく出たFavostix Miniのレビューに取り掛かっていきましょう。
Favostix mini付属品
- Favostix Mini本体(POD付)
- Type-Cケーブル
- マニュアル
非常にミニマムな付属品。
交換用PODもなにも付属していませんので、Favostix Miniを買うなら交換用PODも一緒に購入しておくのがいいと思います。
とは言え、先代の無印FavostixのPODと互換性のあるPODなので、先代の余りがある人はそちらを流用することも可能です。
ちなみに先代Favostixと並べて写真とをってみました。
正直、Miniと言えるほどMiniかと言われると怪しいですが、Miniになっていることは事実です。
というか、高さや幅はPODに合わせていますので、実際には長さだけが短くなっているだけ。
厳密に言ってしまえば、Favostix Short(ショート)って感じ。
Favostix mini本体詳細
POD部分
Favostixと同じPODですし、Aspireですし。
多くは語らずとも味が出るのは実績が証明しています。
先代とPODの固定方法は同じで、POD側の爪でカチッとハマるタイプ。
何百、何千回と取り外しをしていれば摩耗してくると思いますが、それよりも先にPODの寿命や本体の電池寿命が来るはずです。
本体部分
シンプルがゆえに、特に何も説明することがありません。
だって、何も無いんですから。(横にエアの通り道と、側面にLEDライトがあるぐらい)
下部には充電用のソケットがあり、電池容量は700mAh。
700mAh…だと!?
液晶とボタンを削って5mmぐらい短くなっていますが、正直それだけしか短くなってないんかい。
で、電池容量は300mAh減ってるんかい。
ちょっとサイズと機能と電池容量のコスパ悪くないですか、Aspireさん?
リキチャ方法
PODの下からリキッドチャージ。
小さい穴はPOD内の空気の抜け穴ですので、リキッドを入れるときは大きい方の穴にリキッドボトルの先を入れてください。
まとめ
Favostixのシンプル版、その一言に尽きます。
出力調整などの細かな設定ができない代わりに、「PODにリキッドを入れて吸う」というPOD本来のシンプルさに立ち返ったFavostixという感じです。
機能と電池容量が削減された割に、コンパクトさにあまり還元されていないという印象はありますが、最初からそういうもんだと思っていれば許容できます。
まだまだVAPEを始めたばっかりの方や、非常にこだわりの強いVAPE最上級者なんかは色々と設定をいじって吸いたくなるかもしれませんが、多くのVAPERはFavostix MiniのようなPODで満足できると思います。
最終的には味が出てりゃあ(PODの性能が良ければ)、その他の機能なんておまけですからね。
ラーメン通の人が色々とラーメンを食べ歩いてきて、結局、近所にある定食屋の650円くらいの「中華そば」を食べながら…
こういうのでいいんだよ、こういうのなんだよなぁ
という言葉を出しちゃうようなPOD、それがFavostix Miniです。