爆煙からVAPEを始めたい人、Cloudflask Sです。
PODって知ってますか?
そう、最初は小さくて喫煙所でも目立たずにVAPEを楽しめるというのがコンセプトであったPODです。
最初は小さくてミストが吸えれば十分だったはずなのに、技術が進歩するにつれてバッテリー容量が増えたり、出力が調整できる様になったり、あれよあれよという間に「爆煙POD」という摩訶不思議なものが登場するようになりました。
POD以前のころからのVAPERからすると意味不明な進化なのですが、最近VAPEというものを知った人からすると、VAPEってのは筋斗雲の如く爆煙を吐きたくてVAPEに興味を持つ人もいるんだと想像します。
かくいう私も昔はVAPE=爆煙、爆煙=VAPEという認識でした。
でも、爆煙を始めるにはMODを買ったりRDAを買ったり電池を買ったりビルドツールを揃えたりとお金がかかって仕方ないですし、抵抗値やなんやらの知識も必要…。
「え…正直面倒なんですけど。」って思ったそこのあなたにオススメできる爆煙PODのひとつがCloudflask Sです。
Cloudflask S付属品
- Cloudflask S本体
- 充電用USB Type Cケーブル
- マニュアル
- コイル
- 交換用Oリング(ドリップチップ用)
- 専用カバー
備品の内容としてはPOD製品によくあるパターンです。
ひとつだけ他のPOD製品と異なるのが、サイズですね。
PODもそうですが、コイルの大きさもPODのそれじゃあありません。
Cloudflask S本体詳細
コイルパーツ
クリアロのコイルと同じくらいというか、Aspireからクリアロが出ていれば同じコイルを使うことができそうなサイズ感のコイル。
抵抗値もPODとしてはありえない0.25Ωという超低抵抗コイルです。
普通のPODであればPOD内にコイルが最初からインストールされている状態ですが、これはありませんでした。
コイルの装着自体は非常に簡単で、コイルをPODの下から押し込むだけ。
決まった方向なども特になく、下からグッと押し込めば装着完了です。
本体部分
本体はPODというかAIOって感じのサイズ感とボタン類。
ファイアボタンのみのシンプル設計で、ロゴもそんなに主張が強くなくていい感じ。
ボタンの周りが光るようになっていて、状態を示唆してくれます。
電源のON/OFFで白く点滅したり、ファイアボタンを押すと電池残量に応じて色を示してくれます。
ちょっとだけ心配なのが、コイルを装着してない状態でファイアボタンを押しても、コイルが装着されているのと同じ光り方をしたということ。
コイルが装着されていないので通電するという心配はないのですが、内部的にコイルの状態を見極めて通電しているのかどうかちょっとだけ心配になりました。
横にはエアの取り込み口と充電用ポートがあります。
本体下部にはベントホールと電池容量が明記されています。
2000mAhのバッテリーで0.25Ωの抵抗値で運用するのであれば、やっぱりベントホールはあって然るべきですね。
小さい容量ならいらないということではないのですが、低抵抗で運用することが見込まれているのであれば当然といえば当然。
本体とPODは磁石で固定されていることになります。
この磁石も非常に強く、逆さまにしたぐらいでは落ちなかったので、普通に運用していれば外れたりということはないでしょう。
付属のカバー
好むと好まざるとにかかわらず、付属品に革のカバーが付いてきます。
表面のカラーはいい感じなのですが、素材が安っぽくてペラペラで、裏地のピンクがなんともミスマッチではあります。
本体の傷つき防止という用途で使うのはアリかもしれませんが、個人的にはあまり好んで使いたい気分にはなりませんでした。
このあたりはご自身の好みと用途を考えて使ってもらえれば。
リキチャ方法
リキッドチャージホールは本体下部にあります。
特筆すべきはそのリキッド容量ですよ。
5.5mlの容量と表記にありますが、体感ではそれ以上にガンガン入っていく印象です。
そもそも爆煙での運用が前提ですから、容量はそれなりの量が必要となります。
まとめ
ガッツリ爆煙を楽しめました。
一昔前はRDAじゃないとキッチリ味が出ないとか言われていましたが、最近ではもうRDAだろうがRTAだろうがクリアロだろうがPODだろうが、味に大きな差はありません。
じゃあ何が違うんだと言われれば、本当に好みの問題というしかないレベルまで差がなくなってきています。
自分でしっかりコイルを巻きたい人はRDAやらRTAでVAPEを楽しめばいですが、最初から色々すっ飛ばして爆煙を楽しみたい人や面倒なことが嫌いな人はこういう爆煙PODで十分にVAPEを楽しむことができます。
VAPEの入り口というか、爆煙側からVAPEに入ってきやすくなるPOD、それがCloudflaskなのかなと思います。