評判もコスパも、全部そろった憎いやつ
味がいいと評判のRDAは多数ありますが、味に加えてコスパも素晴らしいアトマイザーってなかなか探すのが難しいと思います。
それに加えてビルドがしやすいというおまけつきのMaze V3のレビューです。
大きさも22mmでMODも選ばず、本当に使い勝手のいいアトマイザーだと思いました。
では、さっそくレビューに取り掛かってまいりましょう!
付属品
箱の中にはこれだけのものが入っています。
届いたらすぐにビルドが始められそうな勢いです。
- Maze V3本体
- コットン
- 付属コイル
- 交換用ドリップチップ
- その他もろもろ
「その他もろもろ」の中にはこれだけのものが入っています。
- 六角ドライバー
- クラプトンワイヤー(内径3mm)
- 交換用Oリング多数
- 交換用エアフローチューブ
- 交換用イモネジ
- BFピン
至れり尽くせりな交換部品ですし、BFにも対応するという…。
本当に死角のないRDAです。
ポジティブピン
うっすらと出ているように見えますが、出方はちょっと少ない印象。
メカに使うにはちょっと…ですね。
もうちょっと出しておいてくれれば、本当に何でもできる子だったんですが、大人しくテクニカルMODで使用しましょう。
トップキャップ裏
なんとなくドーム型には仕上がっています。
ちまたでは、ドーム型になっていると美味しいというイメージがあるようです。
個人的には、ドリップチップがツラでフィットしているという点の方が気になります。
Maze V3はしっかりとツライチで固定されています。
ドリップチップ
元々ついていた方は内径7mmほど。
付属品としてついてきた方が内径8.5mmほどと、若干ワイドボア。
それほど大きな違いはありませんので、好みで付け替えればいいと思います。
賛否両論ありそうですが、トップキャップとの接続がネジ山になっています。
Oリングで固定されてしまうと、きつかったりゆるかったりというのがありますが、これならその心配はなさそう。
エアフロー
このRDAのエアフローは特徴しかありません。
こんな風に横から取り出して、エアフローチューブを付属のものに交換できます。
だからと言って、何が変わるわけではありませんでしたが、交換することができます。
こんな風にマイナスドライバーで角度を調整して、コイルの下から当てたり、真横から当てたりと自由自在です。
だからと言って、何が変わるわけではありませんでしたが、調整することができます。
デッキ構造
サルの顔ではありませんよ、Maze V3のデッキですよ。
何度も言いますが、サルの顔ではありませんよ。
もうサルの顔にしか見えなくなってしまったのではないでしょうか?
もう私の目にはサルの顔にしか見えません。
さて、ウェルが深そうで、測ってみると約7mmほどありました。
ですが、エアチューブの高さからエアが入ってきますので、そこから漏れないようにリキチャしなければなりません。
このイモネジなのですが、よく考えられています。
上から見ると六角、横はローレット(ギザギザ?)がついていますので、手でも軽く締めることができます。
コイルの仮止めなんかがしやすくなっています。
シングルコイルが前提のデッキなので、あまり大きなワイヤーは入りませんが、クラプトンでも十分に固定できそうな大きさです。
こんな感じに組んでみました
付属のクラプトンワイヤーを使ってこんな感じにビルドしてみました。
コットンはこれぐらい残してポールの横に流します。
そうすることで、エアフローチューブに流れていくリキッドを少しでも食い止めようという算段です。
測ってくれへんのかいっ!
このオームメーターも安物ですので、コンタクト部分がへこんでしまったかな?
MODでは読んでくれました(0.61Ω)ので、オームメーターも買い替え時期かなぁ…。
実際に使ってみて
エアフロー全開でもスカスカというわけでもなく、少し抵抗があるDL向けです。
全閉にすると吸えないぐらいの精度の良さ。
ビルドのしやすさは折り紙つきで、味もしっかり出ています。
価格を考えれば、あまりに優秀なRDAなのではないでしょうか。
気になる点
他のレビューでよく見る「漏れ問題」。
トップキャップ横から自然と漏れてくるということはありません。
しかしながら、リキッドチャージをしてトップキャップを戻す際に、トップキャップの内側やOリング周辺についたリキッドが押し出されてしまうということはあります。
ただ、そのまで神経質にならなくても大丈夫そうです。
個人的に残念なのが、Oリングがリキッドで濡れるとスルスルになってしまって、MODから外しにくくなってしまうんです。
他のアトマイザーでもよくあるのですが、どうにかならんものか…。
ここで買えます
GearBest(約1600円)
FastTech(約$17)