Namelessの”複雑系”リキッド
今までかなり多くのNameless Elementさんのリキッドをレビューしてきましたが、ほぼ全てのリキッドを美味しく吸えました。
それらのNamelessリキッドはフルーツ系が主でした。
そんなフルーツ系リキッドがメインのNameless Elementラインナップに、突如登場した複雑系のリキッド、The Creamをレビューさせていただきます。
個人的に甘々リキッド・複雑系リキッドが好みですし、Namelessさんの新作となってはワクテカが止まりません!
さっそくレビューに参りましょう!
リキッドスペック
VG/PG | 60/40 |
メンソール/清涼剤(無0 ←-→5強) | 0 |
価格/容量 | 1,100円/15ml |
メーカー説明 | Nameless Elementが提供するオリジナルクリームフレーバー。 洋酒をきかせた、ちょっぴりフルーティーな贅沢クリームです。 お酒好きはもちろんケーキの様なデザート系リキッド好きの方にオススメです。 ※乳由来原料が分離する場合がありますので、よく振ってからご使用ください。 |
洋酒を利かせたクリームというのがまさに複雑系のリキッドらしい感じがしていいですね!
Namelessさんのリキッドの説明は短くスパッとしたものが多いのですが、さすがに複雑系ともなるとそうはいかないようです。
この説明を見る限りかなり奥の深そうなリキッドですので、イヤでも期待が膨らみます。
乳由来原料が含まれているそうなので、そういったもの(牛乳・チーズなど)に対してのアレルギーがある方は、リキッドとはいえ注意した方がいいかもしれません。
それでは、実食!
香り&味チェック
香りは、説明にもあるように洋酒感はあります。
ですが、お酒感が全面に出ているというより、もうちょっとなんか違うような感覚を受けます。
ナッツ系というか、クルミのような渋みが香りからも感じられます。
既に複雑系リキッドの表情を見せていますね。
お味は、クリームのミルク感はあまり強く感じません。
その代わりに、洋酒の風味がとてもよく感じられます。
これも香り同様、「自分、酒の味っす!」という強引な風味ではなく、大人しい感じの洋酒感です。
そして、後味にミルク感というよりも『クリーム感』を残して行ってくれます。
テイスティング環境
コイル | シングル |
コイルの種類 | カンタルクラプトン |
抵抗値 | 0.42Ω |
ワット数 | 40W |
複雑系&甘々系ということを考慮して、焚き気味のセッティングで煙を楽しみながら吸っていきたいと思います。
VAPER側(Ko)の感想
最初の一口は「ん?なんだこれ?洋酒?クリーム?ミルク?ナッツ?」という不思議な感覚に襲われます。
そして、一体何の味かを探しながら吸っていくのですが、吸うごとに味が微妙に変化していきます。
RDAで吸っているのですが、リキチャ後のしっかりコットンが湿っている状態だと洋酒の風味が強くでます。
吸っているうちにコットン内のリキッドが減ってきますよね?
すると、今度はクリーム感やナッツ感を強めに感じるようになってきます。
こういう風に、RDA内の環境に応じて味が変化していく(ように私は感じる)不思議な味です。
一体何の味なのか追及しているうちに、気づけばめっちゃ吸っているという魔法にかかるリキッドです。
ガンクの付きやすさ
ご覧の写真の状態がリキッドを5mlほど吸った状態です。
目立ったガンクはなさそうです。
5mlでこの状態ですから、クリアロで吸えるスイーツ系リキッドだと言って大丈夫だと思います。
Non VAPER側(嫁)の感想
『俺、これは嫁にはアカンと思うけど、どう?笑』
「(スンスン)うわっ。うん、ちょっとダメだ。換気扇!」
『やっぱ?笑 何の匂いと思う?』
「え~、だって臭い以外にある?」
『う~ん。こんなの全然臭くないとおも…』
「ダメ、臭い」(喰い気味)
残念ながら、複雑系は全て臭いと表現する彼女には、Namelessさんとは言えども臭いという一言で一蹴されてしまうようです。
なので、VAPER以外が募る場所では控えた方がいいかもしれません。
こんな人、場面にオススメ!
「クリーム感は好きなんだけど、甘くなくていいんだよなぁ~」
こういう感想をお持ちのVAPERは、一度このリキッドを試してみてください。
焚き気味のセッティングで吸うと、本当に『クリーム感』というモフモフっとした感じのみが非常にうまく表現されています。
あのフワモフな感じが複雑かつ絶妙で、リキチャがはかどるリキッドに仕上がっています。
買うならここで!
容量を多めに買うことで、コスパ的にも抑えられますので30ml以上がオススメ!