お茶の国からやってきた緑茶リキッド
Vapin’ On初の提供リキッドレビューです。
なんだかんだ言って、自分から手を挙げてリキッドレビューに応募したら選んでもらえただけなのです。
でもなんかちょっぴり緊張しますね。笑
まずはじめにNameless Elementを簡単に説明します。
お茶で有名な静岡県に拠点をもつリキッドメーカー。
製作者はTwitterで@namelesselementで検索すればHITします。
現在はSilver label(シルバーレーベル)のみのラインアップで、フルーツ系のリキッドが購入可能です。
フルーツのシンプルな名前が並んでいますが、平均して7種類ほどの香料をブレンドしているのだそう。
シンプルな味のために複雑な調合をする、これはさすがプロの仕事です。
以前はお茶に関係する仕事をされていたようで、お茶に関してはとっても詳しそうです。
配送の際にもしっかりとプチプチで梱包されてて安心。
そんなNameless Element渾身の日本茶リキッド、Asatsuyuをご紹介します。
リキッドスペック
VG/PG | 不明 |
メンソール/清涼剤 (なし 0 ←-→5 強い) | 0 |
価格/容量 | 未定 |
メーカー説明 | 未定 |
もはや何のための表か分かりませんね。笑
試作品ですからしかたありません。
VG/PGは見た感じですと、サラサラな部類ですので70/30か60/40あたりかと思います。
クリアロでも全く問題なさそうな粘度です。(下記参照)
リキッド製作者によると、日本茶の繊細なうま味を閉じ込めたリキッドとのこと。
日本茶の繊細なうま味とのことなので…
綾鷹をいただきながらテイスティングしていきましょう!
それでは、実食!
香り&味チェック
色を比較(左:綾鷹、右:Asatsuyu)してみましたが、ほぼ同じ色をしています。
キャップを開けてクンクンしても無臭です。
味見をしてみると、VGか何かの甘みをほんのり感じます。
そして、残り香にかすかにお茶の渋みのようなものを感じますが、味もほとんどしません。
味の予想をさせてくれないジラしていくスタイルのリキッドなようです。
テイスティング環境
高抵抗セッティング
コイル | シングル |
コイルの種類 | カンタル 単線 |
抵抗値 | 1.2Ω |
ワット数 | 10W |
低抵抗セッティング
コイル | シングル |
コイルの種類 | カンタルツイスト |
抵抗値 | 0.4Ω |
ワット数 | 30W |
業界初の日本茶リキッドとのことで、特別に2種類の抵抗値で吸ってみました。
使用したアトマイザーは同じもの(o-attyクローン)です。
VAPER側(Ko)の感想
【高抵抗セッティング】
これは本当にお茶ですよ、お茶。
「急須で入れた日本茶の味~」と言われる綾鷹と比べてみても、Asatsuyuの方がお茶です。
高抵抗ということでMTL気味に絞って吸うと、お茶の風味が広がって独特の渋みを残していきます。
【低設定セッティング】
今度は甘みが強くでます。
低設定では、抹茶に近い味わい甘い緑茶に変わります。
抹茶甘い緑茶というか、抹茶ラテのようなほろ苦さと甘さが共存しているミストに変身します。
低抵抗ではお茶の渋みは感じません。
個人的には、高抵抗でチューチューしながら吸う方が好みでした。
Non VAPER側(嫁)の感想
『これ、Twitterで応募したら当たったねん』
「へ~よかったじゃん。何の味?」
『日本茶?緑茶?とりあえず、お茶味の汁ってさ』
「へ~!」←意外とお茶が好きなんです
(ミストスンスン)
「あ!これ臭くない!」
「これなら家の中で吸ってもいいよ!」
めでたく嫁公認リキッド3本目となりました。
嫁も自分の意見がブログで紹介されるのを楽しみにしてるというのが最近分かってきました。
(1本目)
(2本目)
こんな人、場面にオススメ!
食後に緑茶を飲む感覚でスパスパ、チューチューするのがいい感じな印象です!
旅館ならまだしも、自宅で急須を出して緑茶ってなかなか飲まないじゃないですか。
それをVAPEで楽しめるんですからいいですよね。
抵抗値によって味の感じ方が変わるので、1本で2度美味しいリキッドになっています。
【注意】ガンク(?)の付き具合
それぞれドリップ→ドライ気味→ドリップ…を4回ほど繰り返した写真です。
ガンクっぽっさはありませんが、お茶の渋み成分か何かでしょうかコットンやコイルが黒っぽくなっています。
このガンク問題は、製作者の方も事前にお知らせしてくれておりました。
これが「そろそろ味に焦げの味が出てきたなぁ」という頃のコイルとコットンです。
大体ドリップを10回ほど繰り返すとこれぐらいになります。
コットンは流水ですすいで、コイルはドライバーンしました。
しつこいガンクではありませんが、外出時(コットンを交換しにくい場合)には注意が必要かもしれません。