久しぶりに「MODとクリアロ」チックな組み合わせ
最近はPODの勢力が強く、どこのメーカーも躍起になってPODをリリースしています。
そんな中、久しぶりにスターターキットっぽいものがAspireからリリースされました。
正直、ここまでPODだらけになってくると、逆にこの手の製品が珍しく感じてしまうという不思議なことが起きています。
とかなんとか言いながら、最近はめっきりMODとRDAの出番が減っているところですが、久しぶりにVAPEらしい製品を触ることができてワクワクしております。
Zelos Nano kit付属品
- Zelos Nano Mod
- Nautilus Nano Tank
- 交換用コイル(1.8Ω)
- スペアグラス
- Type-Cケーブル
- 交換用Oリング
- 説明書
そうそう、スターターキットってこんな感じで色々と入っていたことを思い出しました。
最近はシンプルなPODが多かったので、ここまでたくさん付属品が入っているのが逆に新鮮に感じてしまいました。
アトマイザー(Nautilus Nano Tank)
Aspireを一躍有名にしたNautilusの名を持つクリアロマイザーが付属しています。
Nautilusの味の良さはもうすでに折り紙付きですし、Aspire側も自身のある製品にしかNautilusの名前は使わないでしょうからね。
では、詳細を確認していきたいと思います。
エアフロー
エアフローは4段階(全閉も含めると5段階)。
- エアフロー最小(0.8mm)
- エアフロー最大(1.6mm)
極上のMTLという名の通り、かなり絞った使い方ができるエアフローとなっています。
最大でもDLで運用するのは厳しいレベルの絞り具合で、完全MTL特化型クリアロとなっています。
タンク構造
付属のマウスピースは510接続なので、好みのマウスピースをつけることができます。
付属のマウスピースで十分だと思いますが、色やMODとの組み合わせで好みのものに変更して楽しむこともできます。
トップキャップはネジ式なので、くるくると回してリキッドチャージホールがお目見え。
トップフィルのクリアロマイザーとなっています。
久しぶりにタンクを触るので、「トップキャップ」や「トップフィル」という単語が懐かしく感じてしまいますね。笑
コイル
Nautilusコイルが利用できるクリアロマイザー。
コイルの固定方法はトップもボトムもネジでの固定となっています。(写真撮影の都合上、ガラスタンクを付けない状態で行っています。)
ネジ式なので、手を汚さずに交換というのはほぼ不可能なりますので、外出先でのコイル交換はある程度の覚悟が必要となります。
MOD本体(Zeros Nano)
MODというには非常にコンパクト&シンプルなMODです。
MOD下部のLEDは出力インジケーターとなっています。
MODの上部にあるLEDはバッテリー残量の示唆となっています。
この出力と電池残量のLEDを分けてくれるのは、実際に使っている人からすると意外と嬉しいです。
特に出力を色で示唆されると、もう何色が「強」で何色が「弱」か忘れてしまいますからね。
クリアランス(MODのサイズ感)
付属のタンクをMODの組み合わせは、当然のことながらピッタリとなっています。
気になる22mmアトマとの相性ですが、実はややせり出しが発生しています。
22mmでせり出すということは、世の中にあるほとんど全てのアトマイザーで同じ状態になってしまいます。
まぁ機能も機能ですし、他のアトマイザーで利用するというのは現実的ではないような気がします。
実際に使ってみて
Aspireの冠商品であるNautilusのタンクと、小さくてコンパクトなZeros Nanoの組み合わせのスターターキットですが、ほとんどPODと同じ用途になっていると感じましました。
出力調整ができるMODだったり、エアフロー調整が可能なクリアロだったりしますが、そのぐらいの機能であれば、最近はPODでも代用可能な時代になりました。
クリアロの方(Nautilus Nano Tank)は、まだ他のテクニカルMODを利用して、さらに細かな出力調整などで利用するという使い方が可能でしょう。
MOD(Zeros Nano)が出力調整が3段階ということと、最大の欠点は他のアトマイザーで使いまわしにくいということ。
最近は滅多にお目にかからない22mmアトマイザーでも迫り出しが発生します。
せり出しているから使えないというわけじゃないんですが、個人的にはどうもこうしっくりこないんですよね。
ということは、Zeros NanoとNautilus Nano Tankの組み合わせで固定になってしまう。
組み合わせが固定になるのは問題ではないのですが、PODのような使い方しかできないのであれば、もうPODでいいんじゃね?と感じました。
特に私はオートパフ(吸えば勝手にミストが出るタイプ)で楽にVAPEできるのがPODの最大の利点だと感じていますので、その機能のないPODを使っているというように感じてしまいました。