1台目のMODはこれで決まり【Eleaf】iStick i75(アイスティックアイ75)レビュー

PODだけがVAPEじゃない!

最近はPODタイプのVAPEが幅を利かせているVAPE業界ですが、そもそもVAPEというのは大量のミストをバフバフ吐いているのが魅力的に感じた人も多いかもしれません。

私もVAPEを始めた当初は、「爆煙こそVAPE」という感覚でいましたので、まさにVAPEの入り口は爆煙だったかもしれません。

時を経てMTLタイプが好みになってきて、爆煙をちょっと使いにくいと感じる場面が多くなってきましたが、iStickのレビューをしながら爆煙の楽しみを思い出しました。

昨今はPODがファーストVAPEという方も増えているかもしれませんが、そのステップアップとしてiStick i75は非常にオススメなキットだと感じましたので、ご興味ある方はご覧ください。

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iStick i75付属品

  • iStick i75本体
  • EP PODタンク本体
  • EPコイル×2(0.6Ω、0.15Ω)
  • 充電用Type Cケーブル
  • 各種マニュアル
  • ワランティーカード(保証書)

とりあえずこのキットがあれば爆煙でVAPEを楽しむことができるセットとなっています。

少しステップアップしようとググられた方であれば、「あれ?MODって18なんとかかんとかっていう特殊なバッテリー使うんじゃないっけ?」という方もいらっしゃるかと思いますが、このMODはバッテリー内蔵型

MOD本体にバッテリーが内蔵されているので、バッテリーを取り出して特殊な充電器を購入して充電しなければならないということはありません。

「いやいや、バッテリー交換しないとバッテリーの寿命=MODの寿命になってしまうからすぐダメになってしまうんじゃね?」と、さらに詳しい方なら思われるかもしれませんが、そんな数か月でバッテリーはダメになりません。

なんなら皆さんが使っているスマホやiPhoneもバッテリー内蔵型ですが、そんなことは考えないはず。

確かにバッテリーの寿命=MODの寿命ですが、そのころにはさらに魅力的なMODや構成なMODが登場しているでしょうし、それくらい長くVAPEを楽しんでいれば、別のMODを手に取っていること間違いないでしょう。

アトマイザー【EP PODタンク】

セットアップ

コイルは2種類付属しています。

0.6Ω(それなりに爆煙)と0.15Ω(メッチャ爆煙)のコイルが付属していますが、初めて爆楽しむ方は0.6Ωコイルで十分だと思います。

というか、0.15Ωは出力が55~60WというとんでもないW数ですし、結構な勢いでドロー(ミストの吸い込み)しないとコイル内のコットンが焼けこげる&むせまくることが予想されます。

まずはそれなりの爆煙で味も楽しめる0.6Ωコイルを試してから、自信の喉の強さなんかを確かめながらステップアップしましょう。

コイルの装着方法は、アトマイザーを分離するところから始めます。

多くのアトマイザーはスクリュータイプで回転させて取り外したりするのですが、EP PODタンクは磁石で固定されています。

タンク上部を持って引き上げれば、コイル装着部分が露出しますし、コイル交換の際もこの手順で大丈夫です。

コイルは上下を確認して押し込むだけ。

コイルについている輪ゴム(Oリング)がリキッド漏れを防ぐ仕組みになっていますので、最後にグッと下から押し込んであげればリキッド漏れの事故は防げるはずです。

吸い心地を左右するエアホールですが、全開(写真左)にもできますし、小さな穴の数で調整(写真右)も可能です。

この辺は吸いながら好みのエアの量を探ってみてください。

リキッドチャージ

POD下部にラバーキャップがありますので、ラバーを開閉させてリキッドを注入します。

当然ですが、コイルを装着してからじゃないとただただリキッドが吸い口から流れ出てきてしまいますので、初めての方はまずはコイル装着をお忘れなく。

MOD本体【iStick i75】

本皮ではないでしょうが、革張りの本体にロゴがシンプルに入っています。

カラーは4色展開なようで、奇抜なカラーはなさそう。

奇抜なカラーは良さもありますが好みが大きく別れる部分でもありますから、この4色であれば多くの人にとっては問題ないと思います。

出力の調整は0.5W刻み。

ものによっては0.1W刻みで調整できるものもありますが、正直そこまで細かくなくて全然大丈夫だと思っています。

MTLコイルなどの高抵抗コイルだと活躍する場面もあるかもしれませんが、それでも0.5W刻みであれば十分すぎるほど。

スーパーニッチなセッティングをする方であれば文句の一つも出てきそうですが、これで十分な調整ができますのでご安心を。

VWモードとVVモード

出力の調整に関してはW(ワット)調整とV(ボルト)調整があります。

ワットというのは消費電力になりますから、どれぐらい電力を消費しているかという指標です。

ワット数が高ければ消費電力が多いわけですから、強い電圧で電気を流すという仕組み。

高抵抗ならW数は少しの変化で大きな変化を生みます(抵抗が高い=消費する電力が変化しやすい)が、低抵抗ならW数を少々変えたところで変化は生まれにくい(抵抗が低い=消費する電力が変化しにくい)です。

出力の調整に関しては、初めてのMODの方はW調整でいいと思います。

色々な抵抗値のコイルを使い回すのであれば都度面倒に感じるかもしれませんが、大体アトマイザーに一度乗せればそのコイルを一定期間は使うことになるでしょうから、W調整でも煩わしさはないでしょう。

ある程度VAPE歴が長くなってくると、V(ボルト)調整の方が実は楽。

ボルトは電圧なので、早い話が抵抗値が高かろうが低かろうが設定された圧力でコイルに電気を流してくれるということになります。

なので、Vモードで運用するのであれば、大体3.5V〜4.0Vぐらいに設定しておけばいい感じに電気が流れてくれるって寸法です。

アトマイザーのフィッティング

MODによっては構造上、直径24mmまでのMODしか使用できないものもありますが、見た目を気にしないのであればどんな巨大なアトマイザーでも使用することができます。

左から、EP PODタンク、22mm、24mmのアトマイザーを搭載したものになります。

MODからせり出さないように使うには25mmが限界かな?

ただ、最近は悲しいかな、アトマイザーが全然登場していないですし、24mmが主流になっていますからどういったアトマイザーでも使うことができます。

【欠点】これだけは言わせて!

タンクの磁石固定が諸刃の剣

タンク部分を支えているのが磁石というのは、メリットでもありデメリットでもあると思います。

メリットとしては、コイル交換やリキッドチャージが非常に楽という点。

タンク部分を取り外すのにネジ山を気にしたりすることなく、快適に取り外しができます。

一方、そのメリットがデメリットになってしまうこともあります。

ポケットやカバンにタンクを入れて持ち運んでいると、ふとした拍子に外れてしまうことがあるでしょう。

磁石もそれなりに強力ですので、ポンポン外れてしまうということはありませんが、外れないということはありません。

万が一カバンやポケットの中でタンクが外れてしまって、コイルがズレてリキッドが漏れてしまったら、その日1日、カバンやポケットからリキッドの匂いがプンプン香ることでしょう。

カバンならスマホやモバイルバッテリーについてしまったら大事ですし、ポケットで漏れたらズボンは濡れるわ、匂いはするわで大変なことになりそう。

その辺はリスク管理をしながら丁寧に持ち運んだりする必要があります。

交換用コイルがベプログで取り扱いがない?

クリアロ(コイル交換型のアトマイザー)は、定期的にコイルを交換しないと使い続けられません。

吸う頻度やリキッドのガンクの付き方にもよりますが、早い人なら1週間、遅い人でも1か月ぐらいで交換したくなってくると思います。

そこで交換用コイルをググってみたのですが、1/21時点でベプログさんでは取り扱いがないようでした。

楽天やAmazonでは取り扱いがあるので、すぐに使えなくなるという心配はないのですが、最初の付属コイルだけでは少々心許ないので一緒にオーダーすることをお忘れなく。

実際に使ってみて

持ち運びにさえ気を付ければ、非常に優秀なキットなのではないでしょうか。

アトマにザーに関しては、PODだろうがRTAだろうが、リキッドをタンクに入れておく構造のものに関しては、漏れる可能性はどうしたってゼロにはできません。

その点以外であまりデメリットはないのかなと思います。(最近のクリアロは味の出方は問題ありません)

その他の点で考えていくと、出力調整もVW⇔VVと設定変更できますし、ある程度の大きさのアトマイザーであれば美しく運用できるMOD。

内蔵型バッテリーというのも、余計(余計ではないのですが)な周辺器具を必要としないのもポイントが高いです。

小型で取り回しもいいですし、iStick i75は長く付き合っていけるMODだと思います。

そういう点から考えても、最初の1台としては非常に有力な選択肢になるMODなのではないかなと感じました。

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