DLで楽しむPOD、それがQ-Ultra
ここ1~2年でPOD製品がたくさん出てきており、飽和状態になっています。
そもそもPODと言うのは、紙巻きたばこの代替品としてニコチン摂取用に海外で流行したものだったように思います。
最近のPODはもはや過去のPODとは似ても似つかない大きさと味の出方、それに加えてミストの出方をしてくれます。
今回ご紹介するのは、リビルドできるパーツを先に紹介したQ-UltraというPODです。
爆煙とはいかないまでも、PODより明らかにミスト量と味の出方がいいものとなっていますので、VAPER向けのPODと言っていいかもしれません。
Q-Ultra付属品
- Q-Ultra本体
- ネックストラップ
- 充電用USBケーブル(Type C)
- 交換用コイル
- マニュアル
内容物は通常のPODと同じです。
これに加えて別売りでRBAコイルがありますが、Q-Ultraを使用するならぜひとも持っておいた方がいいコスパUP品です。
本体詳細
コイルパーツ
デフォルトで装着されているコイルには絶縁シールが貼ってあります。
開封直後に利用しようとする方は、このシールを剥がすのを忘れないようにしましょう。
PODにしては低抵抗気味の0.6Ωメッシュコイル。
ミストもそうですが、メッシュということで味にも期待ができそうです。
厳密に言えばPODとAIO(All In One)は違うと言えば違うのですが、昨今のPOD市場の定義としてはその辺が曖昧になってきています。
サイズもPODよりもAIOに近いサイズ感ですし、AIOキットという考え方の方がよさそうですね。
エアフロー
エアフローはTarlessのようにドリップチップ下にあります。
クリアランスが結構ユルユルですので、使用している間に勝手に動いてしまうということも考えられます。
考えられるのですが、全開で吸っても全閉で吸ってもほぼ違いが感じられないほどですので、それほどエアフローはシビアに調整はできません。
ドローは抵抗感のあるDLぐらいですので、MTL運用は向いていないと思います。
本体部分
バッテリー容量 | 1600mAh |
PODというより、AIOの形状に近いですね。
スクリーンもありますし、ワッテージの調整も可能です。
手に持つと非常に軽く、チープな印象を受けます。
ですが、見た目には革のステッカーが高級感を醸し出していて、見た目にはそれほどチープな印象を受けないと思います。
W数(min-MAX) | 5-40W |
出力の調整幅は最大40Wと、AIOとしては十分すぎるほどのパワーがあります。
さすがに温度管理などはできませんが、レスポンスもテクニカルMODと遜色ありません。
電源の入れ方に少しコツが必要かもしれません。
テクニカルMODを使用している方なら、高速5回クリックってどの程度のスピードで押しますか?
私の場合は、音で表現するなら『カカカカカッ』と鳴るようなスピードでパフボタンを押します。
いつもの感じで5回クリックをすると、MODに反応がなく、不良品かと思ってしまいました。
スピード的には『コツコツコツコツコツ』ぐらいのスピードでクリックして、やっと電源が入りました。
リキチャ方法
リキッドの補充方法は特に難しいことはなく、マウスピースの横からリキッドを補充するだけ。
PODの装着時にひと手間必要です。
PODの爪をMODに引っかけるように滑り込ませます。
もう一方は、MOD側に爪を上下させるレバーがありますので、そのレバーを引き下げながらはめ込みます。
ひと手間必要ですが、これで勝手にPODが外れてしまうということはなさそうですので、面倒くささと安定感のトレードオフですね。
ひと手間と言っても大した手間ではないので、それほど気になりません。
まとめ
吸ってみた感想としては、とりあえずQ-UltraはPODではなく、AIOという感覚を覚えました。
商品名にAIOキットと書かれていますので、そりゃそうかという感じ。
最近のAIO(POD←え~い、ややこしい)は、クリアロやRDAに負けず劣らず味が出ますので、味の出方は文句ないと言えます。
そして、このQ-Ultraが輝くのがなんと言ってもコイルをリビルドできるRBAキットが販売されているということ。
どの業界でも一番利益を継続的に生んでくれるのが消耗品です。
その消耗品を消耗しなくて済むように、RBAキットが販売されているというLost Vape側の気遣いが嬉しいです。
ミスト量的にも、エアフロー的にも、そして、リビルドが可能な点からしても、このQ-Ultraは間違いなくVAPER向けのPODと言っていいと思います。