ニコチンじゃなく、タバコを味わいたいならFenix+
皆さんがタバコを吸い続ける理由はなんですか?
人によって始めた理由は違えども、吸い続ける理由のひとつにニコチン摂取があると思います。
このFenix+でもニコチンは摂取できますし、他のヴェポライザーでもニコチンは摂取できます。
いやいや、ニコチンさえ摂取できればええねん。味わいとかはまぁ置いといて、一番安く楽にニコチン吸えるやつがええねん。
という人にFenix+は向いていません。
確かにニコチンも欲しいんだけど、もっと味に重点を置いて、美味しく楽しくニコチンを楽しみたい!
という人にFenix+をオススメします。
つい先日、C Vapor 3.0を使ったのですが、いや〜、ヴェポライザー本体でここまで違うかと。
気になる人は是非読んでいってくださいませ。
Fenix+スペック&付属品
設定温度範囲 | 170℃~220℃(10℃刻み) |
バッテリー | 内蔵2300mAh |
USB充電 | 可能(急速充電可) |
加熱方式 | セミコンベクション式 |
加熱方法が色々あるヴェポライザーですが、Fenix+はセミコンベクション。
一時期、コンベクションオーブンってのが流行りました。
食材を「焼く」のではなく、「熱する」という加熱方法で調理するのがコンベクションオーブン。
シャグを「焼く」のではなく、「熱する」のがコンベクション式ヴェポライザーです。
このセミコンベクションというのは、シャグに直接熱も与えながら熱風も当てるという二刀流方式。
横には電源ボタンがひとつ。
このサイドの凸凹がグリップを高めてくれており、大きさの割に持ちやすくなっています。
右側の穴ぼこはエアホール、左側は充電ポート。
吸い口は不思議な形ですが、反対側に回すと吸いやすい場所に配置できます。
この吸い口の形でヴェポライザーを選んだりということはないかもしれませんが、初めて見た時は変なストローみたいだと思ってしまいました。
装着するときは爪を本体に引っ掛ければ、磁石の力で自動で閉まります。
かなり強力な磁石ですので、不意に外れたりということもなさそうです。
吸ってるときに外れたりということがあると大変ですので、そのことも考えての強力な磁力なのでしょう。
シャグを入れる横にランプがついています。
このライトの色によって、残りの充電や加熱の温度を確認することができます。
もちろん、わざわざキャップを取り外さなくても確認できるようになっていますのでご安心を。
- フィルター取付用吸い口
- 交換用Oリング
- 充電用USBケーブル
- シャグ交換用ピンセット
- シャグ交換用の棒
- メンテンナンスブラシ
それぞれの使い方は割愛しますが、必要なものは一式入っています。
取扱説明書は安心の日本語対応。
日本語としておかしな表記もありませんので、非常に読みやすい日本語となっています。
内臓バッテリーですので、一般的にケータイ電話やスマートフォンの電池の取り扱いと同じです。
充電しながら使ったり、長時間充電しっぱなしということのないようにしましょう。
こんなカードが入っていましたので、実際にチャンバー(シャグをいれるところ)の匂いを嗅いでみたのですが、確かに車の新車の匂いに似た変な匂いがしました。
気にならない人もいるかもしれませんが、人によっては気持ちが悪くなる匂いですし、不快な香りですので、空焚きをして対応しましょう。
Fenix+基本操作&特徴
電源On/Off | 高速5回クリック |
加熱温度調整 | 加熱中高速2回押し |
電源を入れると、バイブレーションが作動して加熱が始まります。
加熱時の温度はランプの色と対応していますので、それを参考にしてください。
加熱をしているときのランプの光り方ですが、チカチカと点滅しているときはエンハンスモード(強い)とゆっくりと点灯と消灯を繰り返すソフトモード(弱い)があります。
両方のモードで吸い比べてみましたが、エンハンスモードの方が辛い感じがしました。
なので、個人的にはソフトモードを使った方が美味しく楽しめそうだと思いました。
加熱温度の設定方法
加熱中であっても、喫煙中でもどちらでも加熱温度の変更は可能です。
ボタンを高速で2回クリックすると、ランプの色が変わっていきます。
色々な加熱温度の色があって覚えるのが大変なので、「白色ランプが一番高温」とだけ覚えておいてください。
白色ランプの次は最も低い加熱温度になりますから、そのローテーションの中で好みの場所を見つければいいと思います。
タバコ葉(シャグ)の詰替
シャグの詰め替えは、前回のC Vapor 3.0よりも簡単かもしれません。(C Vapor 3.0も十分簡単でしたが…)
この写真の方が分かりやすいですが、チャンバーにかけてすり鉢状になっています。
このすり鉢状の本体に適当にシャグを置いて、ちょちょいと詰めればOKです。
そして、上蓋を閉じて加熱を開始するだけ。
上蓋を閉じる際は、シャグが挟まらないように注意しましょう。
シャグの取り出し方
この状態から耳かきのようなもので取り出すということも可能です。
このFenix+もシャグポンが可能ですので、本体をひっくり返してポンポンしてあげれば、ポロッと取り出すことができます。
Fenix+はここが素晴らしい!
コンダクション式よりハッキリとした味わい
冒頭でもお話ししましたが、セミコンベクション方式を用いたことにより、タバコ葉やシャグの味をハッキリと感じることができます。
正直、ここまで大きく味が変わるとは思っていませんでした。
タバコの葉の味がよりしっかりと感じることができますし、口当たりが滑らかな蒸気が入ってきます。
辛味や酸味はかなり軽減されていますので、味を楽しむならFenix+です。
ラバー加工により持ちやすい&指紋対策
全体がラバーコーティングされていますから、指紋が付着しにくくなっています。
グリップ力もアップしていますので、持ちやすさの部分でも貢献してくれています。
ヴェポライザーは精密機械ですので、万が一にも落下は避けたいところ。
なので、持ちやすさや落としにくさという部分はあると嬉しい配慮だと思いました。