見た目は完全に寄せていってるRDA
パッと見ですが、これ、VandyVapeのBerserker MTL RDAに激似じゃないですか?
Berserker RDAを待っていないのでどうこう言えないのですが、あれって完全にMTL(口吸い、タバコ吸い)用RDAみたいです。
クローンっぽいので、これも同じかと思いきや、そうではなさそうな作りになっていました。
あ、ちなみにRDAの名前ですが打ち間違いではありませんよ。
なぜかRexxとエックスを重ねるみたいです。
オシャレですね。←
さてさて、これはどんなRDAなのか見ていきましょう。
付属品
- Rexx RDA本体
- 説明書
- ビューティーリング
- 交換用510ドリチ
- 交換用Oリング
- コイル×2
- 予備イモネジ×1
- 通常コンタクトピン
- ドリチ用Oリング
- T字レンチ
たくさんのRDA付属品を見てきましたが、交換用のイモネジがひとつというのは初めてです。
無いよりはあった方がいいですが、どうせならポールの数(2つ)は欲しいかった。
付属のドリチは好みによって付け替えればOK。
ただ、私の手元に来たのはOリングがユルユルだったので、デフォルトのドリチで使っていこうと思います。
通常コンタクトが付属品の中にあるということは、デフォルトで入っているポジティブピンはBFピンということになります。
通常のMODで使用するつもりのVAPERさんはご注意あれ。
ビューティーリングと言われるもの。
何を隠そうこのRDA、Berserker RDAのように本体そのものはとても細く仕上げられており、18mmしかありません。
そのままMODに乗せてしまうと、とってもチン○ンな見た目になってしまいますので、ビューティーリングを使用して見た目にもこだわりましょう。
どんどんBerserkerに寄っていく気がします。
ちなみにビューティーリングのおかげで、土台部分は24mmになります。
ポジティブピン
通常のコンタクト。
出てます?
もはや出てるとか出てないとかのレベルではありませんが、間違いなくテクニカルのみでの運用になるでしょう。
BFピンも同様に、ほとんど出ていません。
通常コンタクトピンよりは出ている気がしなくもないですが、ほとんど出ていないと言っていいでしょう。
スコンカーの中でメカスコが安く手を出しやすい感じになっていますが、とどのつまりがメカニカルMODなので、一歩間違えば危険なことは確かです。
使用上の注意をよく読み、用法容量を守って正しく使いましょう。
リキッドの出口はデッキの底部とツラツラになっています。
またあとでお話ししますが、結構せまめのデッキになっているのでなかなか味には期待できそう。
トップキャップ裏
ウルテム製のトップパーツです。
若干ドリチの方向に傾斜がかかっていますが、誤差の範囲と言ったところ。
ウルテムで作られていることによって、唇に熱が伝わりにくくなっています。
デッキが狭くなっているので、結構暖かめのミストが上がってくることが予想されます。
この配慮はありがたいです。
エアフロー
バレルパーツの対面に小さなスリットが切られています。
ここからエアを取り込む様子。
本体の結構低めの位置にエアホールが切られています。
こんな低い位置にエアホールがあって大丈夫なのかと思いきや…
下から結構な角度で吹き上げてくる感じになるようです。
底の方にエアホールがあったので、どこにエアを当てるつもりなのかと思っていました。
したがって、デッキ内のエアホールは高い位置になりますので、スコンカーで運用しても漏れにくくはなると思います。
デッキ構造
コイルの固定方法はクランプのついたイモネジで固定するタイプです。
横から見るとこんな感じ。
クランプがしっかりとイモネジにハマっているので、イモネジを回すとクランプも一緒に上がってきてくれる仕様になっています。
イモネジを取り外してみるとこんな感じ。
イモネジの頭にクランプががっしりと噛んでいます。
クランプからイモネジを取り外す際は、横にスライドすれば取り外せるようになっています。
こんな感じに組んでみました
今回は付属のコイルが単線のコイルだったので、そちらを使用して組んでいこうと思います。
クランプがイモネジと一緒に上がってきてくれるので、横からチョチョイと滑り込ませれば簡単にビルドできました。
デッキの構造上、これ以上コイルを下には下げられません。
本家(?)のBerserker RDAをお持ちの方であれば、コイルを下げる専用の工具のようなものがあると思いますが、そうでない場合は諦めてこの状態で使用するしかありません。
メーカーも考えがあってこの位置なのでしょうし、この位置がおそらく正しいのだと信じましょう。
信じる者は救われる、です。
コイルレッグを処理するために、クランプに切れ込みも入っていました。
その部分で寄せて切っていれば、滅多なことがない限りキャップと干渉するということはなさそうです。
付属のコイルは0.74Ω。
Ni80にしては抵抗値の上がり方が少ないですし、独特の青い感じも見受けられません。
カンタル線かな?と思います。
コットンは長めに残しておきましょう。
直径は18mmと細いRDAですが、デッキの底までは結構な距離があります。
しっかりと底に付くだけのコットンを残しておきましょう。
実際に使ってみて
これは完全にDL用RDAです。
確かにエアホールを激絞りor全閉にすればMTL運用も可能ですが、そこまでするならVandyのBerserker MTLや、今ならAmmit MTL RDAをオススメします。
Rexxは狭いデッキで生み出された濃厚ミストをDLでズバッと楽しむのが正解。
エアが下方向から上に向かって吹き上げてきますので、エアもミストもスムーズに上がってきます。
エアホールからコイルまでが遠いですが、狭いデッキがチムニーっぽく働いているのか、エアの当たり方に問題はありません。
むしろデッキ内で空気の対流が起きているのか、思っているよりしっかりと冷却されている気がします。
狭いデッキとよく当たるエア、その2つから生み出されるミストにはしっかりと味が乗っており、非常に美味しいと言えます。
ただし、繰り返しますがポジピンが出ていなさすぎです。
おそらくはスコンカー運用向けのRDAでしょうが、絶対にメカスコでは使ってはいけません。
ぜひ安全保護回路のついたスコンカーで使うようにしましょう。
「テクスコは高いんや…」という方は、コレとかコレとか、安いテクスコはいくらでもあります。
安全に、美味しくVAPEしましょう!
ここで買えます