DJLsbコラボRDAが安くなってるよ~
常々申しておりますが、VAPE界に限らずなんでも新製品は高く、時間がたつにつれて安くなるようになっております。
このAURA RDAもかなり前から発売になっていますが、販売当初は値段も4000円級でしたので手が出ませんでした。
それが時間の経過とともにドンドン値下がりがあり、現在では2000円ちょっとという値段にまで下がりましたので、このタイミングでご紹介します。
基本的に私のレビュー商品は「コスパ」がメインですので、見たことも聞いたこともないメーカーだったり、一昔前の製品だったりすることが多いです。
ただ、いいものは古くてもいいですし、悪いものは新しくても悪いです。
今回ご紹介するAURA RDAですが、DigiflavorとDJLsbというYouTuberのコラボ製品です。
ちなみに、彼はMODを分解したり出力の検査までしたりして、電子研究所のようなレビューをアップするYouTuberです。
ちょっとポルトガル訛りの英語なので慣れるまでは聞き取るのが大変かもしれませんが、結構勉強になるのでたまに見ています。
お時間ある方は、彼の動画の方もご覧ください。
では、一昔前に話題になったAURA RDAを見ていきましょう!
付属品
- AURA RDA本体
- 810ドリップチップ
- 取扱説明書
- プラスネジ
- コイルロッド
- 交換用Oリング多数
- BFピン
- 510変換アダプター
- 交換用ネジ
- スペースドクラプトン×2
まぁ大量の付属品がありますね。
嬉しいのがコイルロッドが2種類(3mmと2.5mm)、それも2本ずつ付いてくるという点です。
こういったコイルジグだけだと、コイルを巻くことは出来ても右に寄せたり左に寄せたりするのは難しかったりします。
こういうコイルロッド的なものもあればいいですが、なくてもどうにかなるのでわざわざ買おうという人は多くないと思います。
RDAを買いながらコイルロッドもおまけで付いてきたと考えるなら、このAURA RDAのお得度もググッとアップします。
ポジティブピン
ガッツリニョッキリ飛び出ています。
マイナスが切ってあるので回してみると、ポロッと先端だけ取れてしまいました。
どうやら、最近では珍しい調整可能なタイプのコンタクトピンなようです。
BFピンも、上にも下にもしっかり飛び出ています。
ちょこっとだけ気になったのは、BFピンのネジ山がなめ易いかなと。
付属のプラスネジはデッキのクランプようなので、そもそもBFピンには合いませんでした。
BFピン側のネジ山がやや浅いので、サイズが合うものをしっかりと押し込みながら回すように心がけてください。
トップキャップ裏
1枚目がトップキャップのみの写真です。
ドーム型の周りにちょっとした段差が確認できますが、それはミドルパーツが入り込むことによって塞がります。(2枚目参照)
綺麗なドーム型になっていると思います。
エアフロー
これがサイトエアフローの調整を行うトップとミドルのパーツです。
トップは2つ、ミドルは4つのエアホールが開いています。
これでボトムエアフローを開けたり閉めたり、サイドを開けたり閉めたりすることができます。
ボトムエアフローはやや傾斜がかかった状態で、中央に向かって吹き上げる感じになっています。
サイドエアフローのサイズが小さいので、メインのエア取り込みはボトムから。
補助的にサイドエアフローからエアを取り込むという運用になるかと思います。
左から、全開→サイドのみ→ボトムのみ。
かなり調整の幅が広そうなので、大体のVAPERの好みに合わせることができるのではないでしょうか。
デッキ構造
巨大なネジで抑え込まれたクランプ式のデッキです。
段差が付いていますので、下から出ているコイルレッグを低い方に入れれば、コイルレッグの処理も特にする必要はありません。
このクランプにスプリングが入っていればなおビルドしやすかったと思うのですが、入っていなくてもそこまでビルド難度に影響はなさそう。
ウェルはしっかりと約7mmあります。
ですが、ボトムエアフローですので、ビタビタにリキッドを入れると漏れてきてしまうことも考えられますので、リキッドの量はそこそこにしておきましょう。
こんな感じに組んでみました
意気揚々と付属の工具を用いてビルドを始めてみたのですが、さぁ大変です。
ネジを締める第三の手が必要になります。
そんな手はありませんので、片手でコイルロッドを、もう片方の手でネジを締めます。
このあたりが若干ビルドの難易度をあげてしまっているような気がします。
ただ、初めてビルドする人でなければ問題なくビルドできるレベルですので、デメリットになるほどではないかなぁと。
位置が決まったらそのままコイルロッドを使って真ん中に寄せたり、高さを調整したりしましょう。
ウェルもある程度の深さがありますので、コットンもこんな感じにカットして落としておきます。
実際に使ってみて
各所でリキッドが漏れる漏れるという声が聞こえますが、そりゃ漏れるように使えば漏れるのは当然のことです。
漏れないように使ってこそナンボです。
漏れとは切っても切り離せないリキチャですが、ちょっとだけ気をつけないといけないことがあります。
810ドリチですので直上からドリップする方が大半だと思います。
その際、あまりに多量のリキッドを入れてしまうと、ポールにぶつかったリキッドがコイルを伝ってボトムエアフローから漏れてきてしまうことがあります。
なので、上からリキチャする際はゆっくりとあまり大量のリキッドを垂らさないように注意してください。
トップキャップを外して、ウェルに直接リキッドを入れてしまってもいいのですが、それだと810の良さを殺してしまうことになります。
その他に関しては、細かな調整までできる非常に優秀なRDAです。
ポジピンの調整もできるし、エアの調整も自在にできます。
ビルドもベロシティデッキほど簡単とまでは言いませんが、クランプ式の中ではやりやすい部類に入ります。
自分に合ったセッティングを模索中のVAPERは、自分の好みの方向性を探るという意味でAURA RDAで色々試してみることをオススメします!