とうとうVAPEにもType Cの波が来た
皆さん、スマホは何をお持ちですか?
iPhoneならLighteningという上下不問の充電コードが出て久しいですが、最近になってAndroidにも上下不問の充電ソケット、Type Cが利用され始めています。
「Type Cってなんぞや」とお思いの方のために、形状だけお伝えするとこんな感じの充電口です。
スマホの充電は毎日のことですから、この上下を問わないというのが結構嬉しいですし、何より急速充電に対応しています。
そんなType Cの充電に対応したスターターKIT、Nowosのレビューになります。
シンプルなVWのみのMODですが、シンプルが故のコンパクト&使いやすさで、個人的な持出用MODの筆頭に躍り出ました。
付属品
- Ello Duro Tank本体
- マニュアル
- 交換用コイル
- 交換用ストレートグラス
- 交換用Oリングなど
- Nowos MOD本体
- マニュアル
- 充電用コード
付属品の中でひときわ目を引いたのが充電用コードです。
我が家では既にType C充電用コードが導入されていますが、世の中の主流はまだまだType Bのものが多いのも事実。
Type BもType Cも両方使用することのできる充電用コードが付属してきます。
これは地味にというか、かなりありがたい仕様となっている充電コードです。
では、さっそく本体の方に目を向けていきましょう。
Ello Duro Tank
Eleafのクリアロマイザー、Ello Duro Tankです。
最近のクリアロは本当に大きくなりました。
ベース部分(最少部位)でも25mmで、バブルタンク部分は28mmですって、奥さん。
もうこれはかなりの存在感と言わざるを得ません。
エアフロー
エアフローはバカでかいものが3つ空いています。
全てが連動して開いたり閉じたりしますので、どれかだけを締めたり開けたりということはできません。
確かにエアの取り込みは広いですが、クリアロのドローはコイルの内径によっても変動します。
ここだけでドローを語るのは不可能ですが、とは言えスカスカなことに間違いはないでしょう。
タンク構造
バラバラと6点にまで分解できます。
ドリップチップはOリング付きの810なので、互換性のあるものはなかなか見つけにくいかもしれません。
結構これはこれでオシャレなドリチなので、無理して付け替える必要はないと思います。
ガラスとパーツの間に挟むゴムに向きがありますので、しっかりと間違わないように(しっかりとハマる方向に)装着しましょう。
ベース側だけでなく、トップ側にもありますのでご注意を。
コイルをベースにねじ込んで…
ガラスを付けて、トップパーツをねじ込んで完成。
リキッドチャージは、トップの小さな印を探してPUSH。
パカッと大きな口が開きます。
この口の白いゴムパーツですが、付属品で蓋の付いたバージョンに交換もできます。
ただ、そこまで神経質にならなくても蓋を締めれば漏れることはありませんので、心配性の方は交換してみるのもありかなと思います。
コイル
最近のクリアロコイルの中ではまだマシな抵抗値(0.2Ω)です。
Dualの文字が見えると思いますが、実はこのコイルはメッシュのデュアルなんです。
中身はこんな感じ。
メッシュというよりは、ハニカム構造といった感じでしょうか。
こんなコイルはどっかで見たような…
(Wismec Amor NS Pro Tank)
これですね。
このタイプのコイルはあまり味が出なかったような印象ですが、デュアルになったことで改善されるのでしょうか。
Nowos MOD
そして噂のType C充電ソケットを持つNowos MODの詳細に移ります。
パッケージにもしっかりとType Cの文字が印字されています。
開けてビックリのこのサイズ感!
スペックの表記で【18650×2】と書いてあったので、まさかのコンパクトさにびっくりしました。
バッテリーも交換式でなく、内蔵ということにも二度びっくりしました。笑
スペック&付属品
W数(min-MAX) | 1-80W |
使用バッテリー/本数 | 内蔵4400mAh |
USB充電 | 可(Type C) |
温度管理 | 非対応 |
ファームウェアアップデート | 不可 |
シンプルを極めたVW MODという感じ。
多くのVAPERにとってVWさえ使用できればいいんではないでしょうか。
最近のMODは200Wやら180Wやらが上限のMODがありますが、80Wも出れば十分。
なんなら80W以上出さなければならないものは使用しない方がいいはずです。
コンタクトピンはスプリング式で、ある程度どんなアトマでも使用できます。
MODの左右で若干コーティングに違いがみられますが、右側が操作面となっています。
ボタンは、サルでも分かるファイヤボタンのひとつだけ。
その下に小さくリセットボタンがあります。
万が一、通電に問題が起きたりなんかしたときにはこのボタンを押す必要があるのですが、いざというときにこのボタンを押せる細かいものは持っていないでしょう。
そんな時は人のいない方向にブン投げてくださいね。
ファイヤボタンの反対側は充電用ソケット。
上下不問で急速充電にも対応しているやーつ。
底面にはしっかりとベントホールも空いています。
基本操作&特徴
電源On/Off | 5回クリック |
W数調整 | 3回クリック+左右 |
操作方法はと言っても、基本的にはVWだけなので直感的な操作が…あれ?
どうやってW数を上下させるのかしら??
よくある+/-や、UP/DOWNボタンがありません。
【VW MODE】
そんな時は焦らずファイヤボタンを3回クリック。
すると、操作面に左右ボタンが現れます。
そうです、なんとタッチで反応するというテクノロジー!
左側でDown。
右側がUPです。
好みのW数に調整出来たら2~3秒放置しておくか、ファイアボタン長押しで決定。
そうすると、キーロックがかかった状態になってW数が勝手に変更になったりという心配もありません。
コンタクト部分
22mm:Wasp Nano
本体そのものが小さいので22mmアトマでも最小クラスのWasp Nanoが乗っても違和感はありません。
白を基調とした本体カラーなので、フロスト系のアトマが映えます。
せり出しももちろん皆無ですし、小さすぎて変な印象も与えることがありません。
24mm:VLS RDA
同じフロスト系で、しかも同じOumierのVLS RDAを乗せてみました。
カラーも合っていてバッチリ。
付属のクリアロが25mmなので、24mmが乗っても全く違和感がありません。
25mm:Ello Duro Tank(付属クリアロ)
うん…、まぁ…ね。
せっかく本体が小さいのに、クリアロのサイズが邪魔をしている気がします。
一緒に使う機会は少ないかなぁと思います。
実際に使ってみて
Ello Duro Tankは可もなく不可もなく
メッシュコイルというかハニカムコイルというか、この類のコイルはイマイチ味が出にくい印象です。
ハニカムコイルのいい点と言えば、立ち上がりが早いことと、メッシュより抵抗値が低くなりにくいという点です。
肝心の味としてはメッシュには及びませんし、なによりちょっと大きすぎます。
他のMODで使用するにしても、コイルヘッドは別の種類のものを使用することをオススメします。
Nowos MODは素晴らしい
非常にコンパクト、出力も十分な80W、さらに軽くて、操作性もまずまずというかなりオススメできるMODです。
内蔵バッテリーも4400mAhと十分すぎるバッテリー寿命で、高出力で焚いても電池もちが安心です。
シングルバッテリーMOD級の小ささ
知らない人が見たら、大体同じような製品が並んでいると思われてしまいそうなラインアップ。
ですが、右の2つはどちらもシングルバッテリーMODです。
その2つと同じサイズ感でありながら、バッテリー2本分の寿命を持っているというのですからやっぱり驚きを隠せません。
(右のArmour Proも21700を使用すればデュアルMODに匹敵するパワーと電池寿命を持っています)
表示の見やすさを求めるならブラックパネル
見やすいのでHealth Cabinの画像をお借りしましたが、表示の見やすさはどうでしょう?
明らかにブラックの方が見えやすいと思います。
今回のように、フロスト系のRDAなどとの相性を追い求めない限りは、ブラックパネルのカラーをオススメしたいと思います。
正直、ちょっと見にくいですし、ちょっとぼやけてしまっています。
色にこだわりがないのであれば、ブラックパネル一択です。