Jamie(紅茶) ×Cream(クリーム)×Tabacco(タバコ)
出ました、Nameless Elementの新作タバコ系リキッド。
タバコ系と言っても、Namelessさんのタバコ系は灰感のあるタバコ系ではなく、どちらかと言うとタバコ葉の旨味を全面に押し出したリキッドとなっています。
同じタバコ系に属するJLTもそうでしたが、複雑系リキッド極まる風味でした。
2019年の年の瀬にNamelessさんでセールが行われていましたので、「へぇ~、セールかぁ」なんて思っていたら決済完了画面になっており、数日後には新しいJLTが手元に届いていましたとさ。
2019年の個人的傑作リキッドTOP 5を選ぶとするならば、間違いなくJLTは入ってくるレベルで好みでしたので、今回のJamie×Cream×TabaccoのJCTも非常に期待が高まります。
JCT(Jamie x Cream x Tabacco)スペック
VG/PG | 50/50 |
メンソール/清涼剤(無 0〜5 強) | 0 |
容量/価格 | 15ml/1100円, 30ml/1650円, 60ml/2750円 |
メーカー説明 | イングリッシュブレックファーストティーフレーバーの”Jamie”、Nameless Elementのオリジナルクリームフレーバーの”The Cream”これらとタバコフレーバーを掛け合わせたコラボリキッド。 バーレー葉をメインに数種類のタバコフレーバーをブレンド。 非常にスムースな葉巻系タバコリキッドです。 灰感を極力抑え熟成されたタバコ葉と紅茶葉の複雑に絡み合う次のひと吸いを誘うスパイス的なタバコ感をお楽しみ下さい。 トップからミドルにかけて葉巻系のスムースかつ奥行きのあるタバコ感と今回はクリームのアクセントにフルーツ感の代わりにアーモンドを追加、ミドルからラストにかけてイングリッシュブレックファーストティーの上質な紅茶感(英国紅茶特有の花感を上品な風味を損なわない程度に抑えました。)、ラストは少し洋酒をきかせたうっとりするクリームが優しくそして複雑に絡み合うリキッドに仕上げました。 |
Jamieの上品な紅茶に加えて、The Creamの複雑なクリームが混ざるだけで美味しそうなリキッドができそうな気がします。
そこに灰っぽさを除外したタバコ葉独特のコクが加わることにより、非常に大人な雰囲気が漂う味の説明となっています。
ただでさえ複雑なThe Creamにアーモンドの風味もプラスされているようです。
見るからに複雑系リキッドですし、姉妹品のJLTも複雑極まりないリキッドでしたので、実際に吸ってみないことには始まりません。
それでは、実食!
VAPER側(Ko)の感想
コイル | シングル |
コイルの種類 | Ni80単線 |
抵抗値 | 0.5Ω |
ワット数 | 27W |
むむむ、これはかなりタバコに寄せてきている感じを受けます。
リキッド全体に統一感を持たせてくれるのは、このリキッドのベースともいうべきイングリッシュブレックファストティー。
その上品な紅茶の風味に加えて、『複雑系クリーム』とも言うべき洋酒のアクセントの効いたThe Creamの風味とタバコ葉のスモーキーで芳醇な香りが鼻から抜けていきます。
タバコ葉の重厚な香りに乗っかるように、香ばしいアーモンドの渋皮のラストノートが最後に鼻をかすめていく感じ。
我ながら残念な文章だなと思うのですが、何度も吸いなおして、何度も書き直して語彙力と表現力の限界に挑戦しました。
正直、後半の方は「もうこれで味の感じが分からないなら吸うっきゃねぇな!」と半ば諦めながら書きあげています。笑
ガンクの付きやすさ(約5ml使用後)
ガンクまれというわけではありませんが、少なからずガンクが確認できます。
これくらいのガンクならまだまだ全然問題ありませんし、なんならタバコ系はガンクが灰っぽさを感じさせてくれる場合だってあります。
JCTは灰感の少ないタバコ系リキッドですので、もし灰感を感じながら楽しみたい人はガンクがつき始めてからがスイートスポットになるかも。
Non VAPER側(嫁)の感想
(スンスン)くっ…、この臭さはタバコ系!?
臭さで分類分けできるようになったとは。
「信じられへん」って言うと思うけど、紅茶とクリームとタバコの組み合わせだぜ。
マジで謎なんだけど、その組み合わせ。
紅茶とクリームとタバコ?合わないに決まってんじゃん。
まぁそう言われてみればそうなんやけど、これがVAPE…お~い、聞いてくれ~
確かに一旦冷静になって考えてみれば、紅茶とクリームとタバコって何をどう楽しんでいる人なのか意味不明ですよね。
そういえば、どこかの芸人さんで紙巻タバコを吸いながらおにぎりを食べて「米の甘味がよぉ分かる」って言ってた人がいましたね。
周りからはそれに近いことをしているように思われるということを肝に銘じておきましょう。
こんな人、場面にオススメ!
Nameless Elementの中で、最もタバコ(というよりタバコ葉)を感じられるリキッドです。
JLTもタバコという文言が入っていますが、Jamieの亜種的な感じがあり、タバコ系と言うよりは複雑系。
今回のJCTは完全にタバコ系リキッド好きを狙い撃ちしてきているような気がします。
セールの時に手が滑ってリピートして買ってしまったJLTと交互に吸い比べてみても、同じ系統なのに「JLTが好き」っていう人と「JCTが好き」っていう人が分かれそうな感じ。
甘くないけど深い味わいのリキッドが吸いたい人はJLT。
一方で、タバコ葉の旨味を変化球と共に楽しみたい人はJCT。
名前は似ていますが系統的には違う路線ですので、琴線に触れた方をお試しあれ。