爆煙YouTuberおじさん、Mikevapesコラボのリカーブ第二弾
Recurveと言えば、味の出るシングルコイルRDAの筆頭にあがるRDAです。
レビュー記事を確認してみたのですが、時の流れとは恐ろしいもので、レビュー公開したのが4年前…!!
最近はもっぱらPODタイプですが、RDAを使うとなるとよく手が伸びるRDAのひとつです。
4年の月日(3年前にRecurve Dualが発売されていますが…)を超えてV2がリリースされました。
そうでなくても最近はRBA(ビルドができるアトマイザー)の新作が少なくなってきている中ですから、リリースするだけでそれなりのニュースになっています。
話題性は十分なのですが、その実力や如何に。
Recurve V2 RDA付属品
- Recurve V2 RDA本体
- マニュアル
- 交換用コイル(内径3mm×2、内径5mm×1)
- 交換用コットン(内径3mm用×2、内径5mm用×1)
- 予備Oリング、ネジ、シングル用スペーサー
- ビルドグッズ(六角、ジグ、プラスドライバー)
久しぶりにRDAを開封しましたが、一通りのビルドグッズが入っていると思います。
クリッパー(コイルレッグをカットするニッパー)さえあれば、ビルドが始められます。
こんなご時世ですし、新製品は洗剤で洗ってから使いましょう。
Recurve V2 RDAポジティブピン
通常コンタクトピン
RDAを久しぶりに使うということはMODを使うのも久しぶり、ということは、ポジピンの様子を気にするのも久しぶりでした。
これくらいのポジティブピンの長さがあれば十分メカニカルMODでも運用していけることでしょう。
Recurve V2 RDAトップキャップ裏
キャップ内部の構造はドーム型ではあるのですが、この内部が直接ミストに触れるというわけではありません。
リデューサーというか、エアフロー機構を兼ねた内部キャップのようなものがありますので、こちらのパーツをコイルの上にかぶせて使うようになっています。
それぞれの内部キャップはこのような感じになっていて、きれいなアールがかかっています。
Recurve V2 RDAエアフロー
エアフローの構造は、キャップ側で吸入量を調節するような形ですね。
エアの総量はトップキャップで調節、内部キャップの小さな穴から満遍なくコイルにエアを当てることができそうです。
これまでのエアフロー構造だと、エアを絞ってしまうと一部にしかエアが当たらないという構造上の問題がありました。
ですが、Recurve V2 RDAではそのようなことは起きなさそうです。
Recurve V2 RDAデッキ構造
デッキの構造はポストレスデッキです。
横にはコットンを落とす場所が確保されているのですが、結構なウェルの深さがあります。
結構な距離をコットンが吸い上げる必要がありますので、コットンの状態や品質を考えたほうがいいかもしれませんね。
ビルドしてみました
コイルレッグの長さはコイルの種類や好みによってもマチマチです。
初めてビルドする場合は、まずは長めの7mmから初めて、長ければカットするという方法を取ったほうが、コイルが無駄にならないのでオススメ。
シングル用内部キャップでデュアルコイルで組んでみた様子になります。(コイル:Ni80単線/26G/9巻)
この状態でも使っていけそうというか、単線デュアルビルドならこのぐらいの方が濃厚なミストが出てきそうな気がします。
こちらは同じコイルでデュアル用に組んでみた状態になります。
流石に単線のデュアルではスペースが空きすぎな気がしますので、デュアルで使う際には太めの単線か、クラプトン系のコイルを使うことをおすすめします。
ですが、とりあえずはこの26Gの単線コイル+デュアル用スペーサーで使ってみようと思います。
ウィッキング
ウェルの深さがそれなりにありますので、コットンの長さは十分に取っておきましょう。(これも長ければ切ればいいだけの話ですから)
リキッドを吸い上げる力も重要ですが、快適にVAPEをするのであれば、コットンのリキッドの保持量も結構大事だと思っています。
なので、できるだけコットンを梳いて減らしすぎないようにし、ふわっとさせた状態で下に落とし、コットン自体にテンションが掛からないようにウィッキングしましょう。
実際に使ってみて
な〜んか似たような構造のものを触ったことがあるなぁと思っていたら、Alexander RDAというRDAを思い出しました。
個人的にはAlexander RDAをオススメしたいのですが、残念ながら今では手に入りにく状態になっているようですね。
エアフローもデッキも似ているので、メリットに関しては非常に似通った部分がありますので、メリットが知りたい人はAlexander RDAのレビューをご覧ください。
まず、ちょっと問題なのがこの部分のOリング。
ビルドしているときはちょうどよかったのですが、使っている間にリキッドが付着してユルユルのスカスカになってしまいました。
このRDAをオジャンにしてしまうほどのデメリットとは言いにくいものではあるのですが、使っていると地味に気になります。
あとこの二重になっている内部キャップなのですが、意外と邪魔っちゃ邪魔です。
シングルでもデュアルでも使える様にという触れ込みですが、シングルならシングル、デュアルならデュアルと振り切ってくれた方がRDAとしては完成度は上がっていたような気がします。
シングルコイルでの運用的にはオリジナルのRecurveの方がお気に入り。
デュアルコイルを前提とした運用なら、Recurve Dualで十分かなと。
シングルでもデュアルでもどっちでも使うよという人にはいいのかもしれませんが、世の中には色々なRDAがありますから、ひとつのRDAだけにこだわる必要はないかなと思います。
「今後、絶対にRDAを買い足すことを許されていないけど、どのRDAを選びますか?」と言われたのなら、Recueve V2 RDAを選ぶかな…。
やっぱり、ひとつの製品にあれもこれも凝縮するというのは限界があると感じましたので、思い切ってどっちかに振り切ったアトマイザーを出していってほしいと思わせてくれるアトマイザーでした。