クリアで軽い22mmMTLタンク【Wotofo】COG MTL RTA(コグ)レビュー

SMMでお馴染みSuck My ModとのコラボMTLタンク

Wotofoから新作RTAが発売されるということは見聞きしてはいたのですが、製品が到着してから初めてSuck My Modとのコラボ製品だということに気づきました。

タンクの名前にもある通り、Cog(歯車)がモチーフとなっているRTAですが、MTLには必須のエアフローを非常にシビアに調整することができます。

それだけでなく、少し前に大人気だったKreeを彷彿とさせるクリアな見た目で、そっち方面(どっち方面?)にも人気があがりそう。

ではでは、さっそく中身を確認していきましょう。

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COG MTL RTA付属品

  • COG MTL RTA本体
  • マニュアル
  • 製品カード
  • +ドライバー
  • 交換用コイル(0.8Ωクラプトン/1.2ΩNi80単線)
  • 交換用部品
  • コットン

手元に全くビルド用品が無い状態でも、とりあえずはビルドできる一式がそろっています。

意外とWotofoのコットンがふわふわでいい感じなので、まだ使ったことのない方はお試しあれ。

あと、こんなご時世ですので、到着後には必ず中性洗剤で洗ってから使い始めましょう。

COG MTL RTAポジティブピン

ポジティブピンがバッキバキに飛び出ていますね。

逆にネジが締まりきってないのかと勘ぐってしまうほど飛び出ています。

テクニカルMODなら心配無用でしょうが、メカMODで運用する場合は電池が凹まないような注意が必要になるかもしれません。

COG MTL RTAチムニー裏

よくあるまるっとアールがかかっていて、MTLタンクだなという感じ。

チムニーもしっかりと細くなっているので、かなりタイトなドローが期待できそうです。

COG MTL RTAエアフロー

エアフローの吸気口は対面に2か所開いていますが、エアフローの幅自体は調整が効きません。

「じゃあどうやって調整するんだい、べらんめぇ!」という声が聞こえてきそうですが、エアフローの調整はタンクの内側で行います。

実はタンクを下から覗くとわずかに構造が確認できるのですが、ものすごく分かりにくいですし説明しにくいですので、Wotofoの公式Twitterの動画を借りたいと思います。

…ってな感じでエアフローの調整ができます。

百聞は一見に如かずですねぇ。

つまり、吸気口のサイズを調整せずとも、最終的にコイルにあたる部分のサイズをアトマイザー内で行っていることになります。

COG MTL RTAタンク構造

リキッドチャージはトップフィル。

22mmタンクですが、それなりに大きなリキッドチャージホールですので、どんなリキッドボトルでも問題なくリキチャできると思います。

COG MTL RTAデッキ構造

どこかで見たことあると思ったら、STNG MTL RDAと似たようなデッキになっています。

爆煙系メーカーのWotofoからMTLに特化したSTNG MTL RDAが発売。爆煙だけでなく、フレーバーチェイスも可能になったWotofoの新作は、最近のビルドできるPODブームに一石を投じてきました。リビルドするならやっぱりRDAでしょ。

一応比較できるように画像を並べてみます。

もうほぼ同じと言うか、コイルの固定の方法は同じですね。(左がSTNG MTL RDA、右がCOG MTL RTA)

同じメーカーの同じMTL製品ですから、その辺は似てきて当然と言えば当然。

STNG MTL RDAもビルドが簡単でしたが、今回のCOG MTL RTAはどうでしょう。

ビルドしてみました

エアフローの大きさやコイルへの当たり方を考えると、できるだけ小さなコイルで高抵抗コイルを設置したかったので、カンタル28G(内径2.5mm)でビルドします。

コイルがガチャガチャしていますが、一方を固定してからギュギュっと寄せればきれいになるので大丈夫です。

両方を固定してちょっとエアフローに近づけてみます。

ちょっと曲者だなと思ったのが、ワイヤーカッターでコイルレッグを処理してしまうと、チムニーと干渉してしまいそうな気がします。

もっとキレ味のいいワイヤーカッターを買えばいいのですが、余ったワイヤーを持って金属疲労でねじ切る方法が安全ですね。

抵抗値は美しく1.23Ω。

何が美しいって?

1・・・

2・・・・・・

3・・・・・・・・・

ダー!!

ウィッキング

では、RTAの命ともいえるウィッキングです。

コットンの長さはこれくらいを目安にカットします。

ふわふわの状態を保てる量のコットン量に減らして、タンクのリキッドチャージホールに落とし込んでいきます。

あくまでフワッとした状態のままコットンを入れましょう。

またVAPE歴の浅いころ、「いやいや、漏れるよりはいいでしょ」とか思いながらガチガチにコットンを詰め込んで、ひどくドライヒットしたことが思い出されます。

実際に使ってみて

シルバーのCOG MTL RTAが手元に着た瞬間に、このMODと合わせようと思っていました。

組み合わせとしては間違いありませんし、出力も3.5Vの定電圧なので非常に快適です。

安全保護回路だけでなく、定電圧出力も搭載したメカニカルMODライクなテクニカルMOD、Kirinをレビュー。あの電タバ貴族のまっさーさんがデザインした18650でも18350でも使用できるチューブMOD。

肝心の使い勝手ですが、リアルタバコのような重たいドローではなく、VAPE向けのタイトドローです。

かと言って、DL向けと言うわけではなくしっかりとタバコ吸いの要領でVAPEを楽しむことができます。

また、タンクはガラスではなくプラスチック。

ガラスほどモロくはありませんが、かといってそれほど強いわけではありませんから取り扱いには注意が必要です。

ただ、プラスチックなだけあって非常に軽いRTAです。

Kirinを18650バッテリー運用していますが、18350で運用しても頭(アトマイザー)が重たくなるということはないでしょう。

最近のRTAはどれも味がしっかりと出ていますので、味の部分で比較するのは難しいと思います。

なので、軽くて見た目がクリアなMTL RTAを探している場合には、選択肢のひとつとして候補に入れてみるのもアリだと思います。

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